中古マンションそのまま契約して大丈夫ですか?契約時の注意すべきポイントをお伝えします!

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欲しい物件が見つかり、いよいよ契約書締結となります。

買主の皆さん当日の準備と注意点を簡潔にお伝えいたします。


1.準備するもの


・手付金・・・契約書締結時に売主様へ支払う売買代金の一部です。
・印紙代・・・価格が1000万円~5000万円:10000円
                             5000万円~1億:30000円です。
・ご印鑑・・・認印で構いません。
・身分証明書・・・運転免許証、保険証等

2.当日のスケジュール


1.顔合わせ
2.重要事項説明書
3.契約書締結
4.手付金の支払い
5.決済の案内

契約書締結の場合は売主様側の不動産会社か買主様側の不動産会社で行うことが一般的です。

当日は、売主様と買主様が揃って行いますので、住まないとわからないことなど、いろいろと質問してみましょう。

但し、当日に金額の交渉は、既に契約書作成済ですので、ご法度です。

3.重要事項説明書についての注意点

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★ここが一番大切な部分です。★
重要事項説明書と聞いてなにか難しい話ではないかと心配になりますよね。

確かに、我々不動産に携わっている者でも言い回しが難しいと思うことは多々あります。

一般の方でしたら、尚更そう感じると思います。

また、この重要事項の説明を行うことができるのは宅地建物取引士の有資格者のみです。

中身は建物の話、お部屋の話、管理の話、取引に関する話です。

注意点としては、取引に関する話で、特にお金の話は、注意して確認お願い致します。

特に、手付金や契約解除、ローン条項などは、万が一解約になった場合の手付金や違約金などの支払う取決め事になりますのでよく聞いてください。

もしわからなことは、宅地建物取引主任士にしっかりと説明を受けて納得してください。

それ以外の話は概ね決まり事になりますので確認程度で構いません。

4.契約書締結


続いて、契約書に署名捺印ですが、基本的には重要事項説明書と内容は一緒ですので、割愛されることが多いです。

また、この時点で「物件状況報告書」と「付帯設備表」の署名捺印を致します。

物件状況報告書:内容としては雨漏りやシロアリ被害、給排水管の故障の有無、建物内での事件・事故など、マンションでの討議事項など、売主が知っている情報がすべて記してあります。

付帯設備表:この書類は売主が買主に引き渡す設備が記載されています。よく売主・買主の間で話し合いになる設備が「照明器具」と「エアコン」、「カーテン」です。
ここは、よく確認しておきましょう。

もし、不具合や壊れている場合は撤去を依頼してみましょう。

5.手付金の支払い


全ての署名捺印が終了したら、最後に手付金の支払いとなります。

基本的には、その場での現金授受となります。印紙を不動産会社が用意してくれた場合は印紙代もお渡しください。

また、このタイミングで不動産会社への仲介手数料の半金を支払う場合もありますので、確認してください。

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6.決済の確認


あとは、最後の決済日(鍵のお引渡し)の日程調整や場所の取決めなど、決めて終了となります。

決済日は金融機関で行うことが多く、契約日の方と登記を行うための司法書士が立会いを行います。

7.まとめ


契約日は何と言っても重要事項説明書が一番、大切です。

難しい文言が多くありますので、事前にドラフト案などを頂き目を通しておくといいと思います。

大切なお金の内容の確認をしておいて、わからな部分をチェックすることだけでもやっておきましょう。

あとは、気持ちよく署名捺印してください。

当日迷いは禁物ですよ!


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