こんにちは。日和です。
中2になる娘は、4歳の時に軽度のADHDであると診断されました。
診断前までは、ほかの子よりもやんちゃで手がかかる子だと思って
毎日をやり過ごしていたけれど、
「どうしてうちの子は他の子のようにじっとできないのか」
「どうして人の話を黙って聞けないのか」
「どうしてすぐに癇癪を起こすのか」
そんな思いで頭がいっぱいになって爆発寸前。
毎日、何時間も泣いてわめいて、壁をけってへこます娘を見下ろしながら、
「この子に明るい未来は来るの?」
と絶望していた日々を思い出します。
そんな娘も、小学校4年生ころから徐々に落ち着き始めました。
食事療法や運動療法をコツコツ実践したことと脳の成長も伴ってきて
ADHDの症状の緩和につながったのかな、と思います。
小学校1年生から中学1年の終わりまで通った運動療法のデイサービス利用も
症状が落ち着いてきたことと、運動療法によるサポートの限界もあり
中学2年生になるのを機に施設を卒業。
今まで療育手帳の申請を毎年行ってきましたが、
今年はもう申請しないつもりです。
ADHDという診断をもらうまでは、自分一人で誰にも相談できず
サポートも受けられなかった。
診断により、「この子はADHDだ」というレッテルみたいなものを貼りたくない、そんな気持ちもありましたが、結局のところうちの子の場合は
発達障害に精通したプロの人によるサポートを市の援助で受けられたということは、私の変な意地を曲げてでも診断してもらってよかったと思います。
それぞれのお子さんの症状の程度、
お母さんの信念などにもよると思いますので
一概にADHDという診断を受けて、
療育手帳を取ることがベストだとは言いません。
でも、療育手帳をもらうことでお子さんがサポートを受けやすくなり、
症状の改善にもつながる。
お子さんと離れる時間を持つことで、
お母さんの心にも余裕が生まれて
親子関係もよくなる。
そういったメリットがあります。
ADHDと分かったことで、対処法も見えてきます。
一人で悩まないで、辛い時には誰かに頼っていいんです。
私も心理カウンセラーさんにお世話になり、どうしようもないイライラを
吐き出してスッキリすることでまた子供に向き合うことが出来ました。
今は私が心理カウンセラーとして、ADHDのお子さんを持つ
お母さんの心のよりどころになりたい。
そんな気持ちで、活動しています。
「自分の子育てこれでいいの?」
「こんなに怒ってばかりで子供は大丈夫?」
完璧な母を目指さなくていいんです。
どうか辛くなったら、いつでも気持ちを吐き出しに来てください。
いつでもあなたにそっと寄り添います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。