元々想定していたことや、育児雑誌やプレママ対象の教室などで学んだ知識、知人や両親に聞いた子育ての印象。でも・・・・・・
そんな事前知識や想像と、実際の子育てとのギャップで本当に辛い!
そう感じている方いませんか?
そうした、「ある想定や事前に習得した知識や技能と、実際の状況とのギャップによって、心理的な負担がかかる」ことを【リアリティショック】と呼びます。
子育て中のママパパも、赤ちゃんを迎える準備をしているプレママパパも、将来的に子どもが欲しいと思っている方も是非最後まで読んでみてくださいね!
リアリティショックは、本来は専門職の一部で問題視され心理学者などが県研究をしているものなのですが、子育てにおいてもリアリティショックが起きているのでは考えています。
今回は、そんな子育てのイメージと実際とのギャップに心がしんどくなってしまう【子育てリアリティショック】の予防法と対処法を解説していきます!
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はい、みんさんこんにちは!
子育てに関わる全ての人が「子育てがもっと楽しく、ちょっと肩の力を抜いて子どもと関われる」ようにサポートしている、男性保育士のRyU先生です。
育児の理想と現実のギャップつらいですよね。もともと子ども好きだった人でも、自分の子ども達との生活の中で感じるギャップや悩みで育児ストレスを感じてしまったりしています。
そんな時には心強い相談相手が身近にいると良いのですが、そうもいかない状況の人もたくさんいますよね。
☆信頼できる相談相手の選び方はこちらを参考にしてください☆
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保育士の資格を持ち現場勤務経験もある僕に育児相談ができるのはココナラだけ!
チャット形式での育児相談で、じっくりとあなたの悩みや不安、課題に寄り添わせてもらいますので、良ければご活用下さい。
それでは、本題に入りましょー!
結論
子育ての理想と現実のギャップによって起こる「子育てリアリティショック」は、
育児ストレスを引き起こすだけでなく、育児に関わる人の育児に対しての「自信喪失」や「興味関心の低下」を引き起こすリスクも孕んだものです。
そうならない為には以下のことが必要となります。
1.正しい知識を身に着ける
2.できない自分を許す・認める
3.悩みは抱えずに誰かに相談する
どれも子育てリアリティショックを避ける為の「予防法」であって、
今まさに子育てリアリティショックによって、育児にストレスや苦痛を感じている人の心を和らげる「対処法」でもあります。
では、それぞれについてもう少し詳しく解説を加えていきます。
1.正しい知識を身に着ける
まずは、予防効果が大きいのですが、子育てや育児に関する正しい知識を身に着けるということが大切になります。
〇妊娠・出産に関する情報の入手経路と信頼度から見えること
あるプレママ(出産を控えた女性)を対象とした調査の中で、妊娠・出産に関する情報や知識をどこから得て、どの程度信頼しているのかなど、
「出産準備期における情報の入手経路と信頼度」を調べました。
結果・考察は以下の様にまとめることができます。
・プレママの半数はそもそも積極的な情報収集をしていない
・病院や助産院など公的機関のパンフレットが最も信頼できると感じている
・家族や知人、雑誌から情報を得ている人の割合も高い
ここから考えられるのは、
今は様々な媒体で情報を収集できる時代にも関わらず、妊娠・出産という育児に関する知識や情報は信頼できる人の情報を信じる傾向にあるということと、
公的なサービスではなく、パンフレットという文章による情報を選んでいるという点で、子育てに関しては「相談すること」そのものにハードルを感じている人がまだまだ多いということを示しているのではないかと思います。
子育てに関する情報は話し手によって印象操作がされやすい
実は子育てに関する情報は、話し手によってポジティブに感じるように印象操作がされているケースが多かったりします。
やっぱり、公的に開示する情報であったり、何か相談された身としては子育てに期待感を持って欲しいと思っていますし、
ネガティブな内容についてもできるだけ不安に感じないように伝えたい。と思うものです。
少しうがった物の見方になってしまいますが、こうした善意によって「子育て情報」には、話し手の願いという「意図」でフィルターがかけられていることが多いのです。
それ故に、実際に子育ての悩みや課題にぶつかった時に、ギャップを強く感じてしまうことがあるのかもしれません。
例えば、以下のようなケースです。
育児書やプレママ教室、医師や助産師からの情報は、信頼できる確かな情報ではあるのですが、子育てに関する知識や前情報に関してはポジティブな内容の比率が多い傾向があります。
保育士が保護者の相談に乗る際にも、ネガティブな内容よりも、ポジティブな内容を選択して伝えることが多いのもまた事実です。
また、知人や親に相談をした際にも「イヤイヤ期はしんどいけど、過ぎてみるとあの期間も愛おしく感じる」、「あんたの離乳食は大変だったけど、だからこそ食べられた時には感動したもんだよ」と、なるべくポジティブに伝わる様に配慮しているものだと思います。
正しく知って、正しく備える
じゃあ、ネガティブな内容を積極的に選んでいけば良いのかというと、勿論そうではありません。やはり、ストレスは少ないにこしたことがありません。
大切なのは、これまで通りに正しい知識を身に付けながら、ネガティブな内容であっても正しく恐れる、正しく備えるということです。
人が強くストレスを感じるのは、初めての経験や、ギャップ(専門用語で乖離と言ったりもしますが)を強く感じた時になります。
つまり、何も知らないことも強いストレスを生み出してしまうリスクがあります。
なので、正しい知識はしっかりと見に付けながら、誰かに相談したり、自分で情報を調べてみたりする時には、美談や理想だけでなく、実際の苦労であったり、経験者がどのように辛かったのか?そんな時にはどうやって対処したのか?
一歩踏み込んで調べてみると、漠然とした不安にモヤモヤすることが少なくなり、実際に困難に立ち向かう時にも少し冷静に対処することが出来るようになります。
2.できない自分を許す・認める
子育ては大変なことです。完璧に出来る人なんて一人も居ませんし、何をもって「完璧な子育て」、「完璧な親」というのかは保育士である僕にも分かりません。
そのことが分かっていると、「分からない自分」も「できない自分」も受け止めながら、子育てと向き合うことができる様になります。