14. 「何を話すか」ではなく「どう話すか」

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先日、先輩キャリアコンサルタントの方にお願いして、ロープレの機会を
頂きました。

資格取得後は、なかなか実務を離れて練習する機会がなかったので
自分のキャリアコンサルティングが、他の諸先輩方から見てどのように映るのか、客観的に確認したかったからです。

私がキャリアコンサルタント役、そして先輩一人ずつクライアント役と
オブザーバーに分かれてロープレ開始。

15分のロープレを終えて、先輩から一言。

先輩「〇〇さん、クライアントが辛い話をしている時も、終始ニコニコ顔だったよ。」
私「えー…そうなんですか?!汗」

自分では全く気にしていなかった点を指摘され、驚きを隠せませんでした。
おそらく、「クライアントの方に安心してお話しして頂きたい」という気持ちばかりが前面に出てしまっていたのだと思います。

キャリアコンサルティングにおいて、非言語コミュニケーションは非常に重要です。

実際、メラビアンの法則(心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した法則)によると

人が初対面の人に対する印象を決めるにあたり、表情や視線など見た目や仕草による「視覚情報(Visual)」の影響度が55%、声の大きさや話すスピードなどの「聴覚情報(Vocal)」が38%、会話そのものの内容である「言語情報(Verbal)」は7%と言われています。

そういえば以前『人は見た目が9割』という書籍が話題になりましたね。

つまり、「何を話すか」という点もさることながら、「どう話すか」という点は、特に初回の面接において重要であるということ。

これは、「生きたコミュニケーションスキル」が高いレベルで求められます。

どんな視線、声質(大きさ、トーン、スピード)、表情でお話しするのが
クライアントにとって最も心地よいのか、その場で判断しながらコミュニケーションをとっていく必要があるからです。

「どう話すか」という視点へもっと目を向けて、今日からまた研鑽に励みたいと思います。
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