23. 【2021年版】キャリコン向け海外大学院のススメ

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本日は、キャリアコンサルタントやこれから資格取得を目指している方の中で、大学院進学に興味がある方向けに、海外大学院のメリットについて(一部、日本の大学院のメリットにも触れながら)まとめてみたいと思います。

▼海外大学院のメリット
①完全オンラインコースが豊富
こちらの記事でも触れたのですが、アメリカやイギリスなどにおいて
歴史のある大学では、20年以上前からオンラインで学位が取得できる
コースを提供しており、日本の大学と比べて圧倒的にオンライン教育
の経験値があります。

特に社会人として働きながら大学院進学を考える場合、通学の必要が
ない完全オンラインコースはメリットも大きいのではないでしょうか。

ただし、少人数でのグループワークや実習を多く要する分野(例えば
カウンセリング学など)は、海外の大学でも対面あるいは一部オンラインのケースが多いように思います。

OnlineやDistance Learningと記載があっても、上記のように「基本授業はオンラインだけど一部対面の実習もある」ようなコースもあるので、注意が必要です。

②分野の選択肢が幅広い
キャリコン関連の方が大学院で学ぼうと思った場合、分野としては心理学・教育学・経営学あたりが考えられるかなと思います。

これらの分野に関しては、海外、特に欧米圏の大学での研究が先行しており
キャリコン養成講座で学ぶキャリア理論に関しても、欧米と比べて10年、20年遅れをとっているとも言われています。

海外の大学は研究が進んでいる分、大学で学べる分野もかなり幅広いです。

例えば、
教育学:職業教育、教育心理学、教育方法論、スクールカウンセリングなど
心理学:発達心理学、社会心理学、組織心理学、カウンセリング理論など
ビジネス・経営学:人事組織・人材開発・人材管理論、リーダーシップ・コーチング論など

といったように、心理学を挙げても、基礎から幅広く「心理学」を学べるコースもあれば、心理学を企業で働く人々の行動に応用する「組織心理学」に特化して学べるコースもあります。

そのため、自分が何の分野をどのレベルで学びたいのか、予め明確にしておく必要はありますね。

③世界のトップレベル大学からコスパよく学べる
タイムズ・ハイヤーエデュケーション(THE)世界大学ランキングにおいて、トップ10はアメリカ・イギリスの大学で占められており、トップ20にカナダ・中国の大学が一部ランクインしています。

日本からは東大・京大のみが200位以内にランクインしている状況です。
海外の大学にも目を向けると、努力すれば世界大学ランキング100位以内のトップ大学に進学することも夢ではないです。

また、オンラインコースの場合だと、対面コースと比べて授業料が安いことも多いですし、授業レベルもさることながら、一緒に学ぶ学生のレベルも必然的に高いので、モチベーション高く勉強が続けられるのではないかと思います。

ただし、レベル高すぎて途中でドロップアウトしてしまうと本末転倒なので、自分に合った大学を選ぶことが大切ですね…!

▼日本の大学院進学にもメリットはある!
とはいえ、日本の大学院にももちろんメリットはあります。

例えば、「安く学位をとりたい」のであれば日本の大学はおススメです。

特に、教育訓練給付制度が使える大学院を選べば、教育に投資した金額の
うち最大70%(上限あり)が支給されます。一部夜間やオンラインコースもあるようです。

ご自分が専門実践教育訓練給付金の支給対象となるかどうかは、ハローワークで確認することができます。

▼(まとめ)自分が重視する条件に応じて日本or海外を選ぼう!
いかがだったでしょうか。

私は現在海外大学院を中心にリサーチ中なので、今回は海外大学院のメリットを中心にご紹介しました。

大学院関連のトピックについては、引き続き別記事でもまとめていきたいと思います。

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