21. 人と違っていたいのに、他人と比べてしまう矛盾

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私は学生から20代前半の頃まで、「他人とは違う人になりたい」と思いながら
「他人と比べて自己評価を下げてしまう」ことが多々ありました。

その後、キャリア関連理論や心理学を勉強する過程で、人と違っていたいのに、他の誰かになろうとしている自分の矛盾に気づきました。

他人と違う人になりたいなら、自分の評価基準も自分で決める必要がありますよね。

▼自分が何に価値を置いているのか?
自分の評価を他人に委ねてしまう場合、自分の評価基準が明確にないことが多いです。

価値の可視化をするためのワークは色々ありますが、以前の記事で紹介したラス・ハリス著『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』の
中で、とてもシンプルなエクササイズがあったので、ご紹介させて頂きます。

▼80歳になった自分を想像するエクササイズ
まずこのエクササイズは、答えを思い浮かべるよりも紙に書き出すことをおススメします。

自分が80歳になったつもりで、人生を今日一日の出来事のように振り返ってみましょう。

そして次の文章を完成させましょう。

・私は…を恐れることにあまりに多くの時間を費やし過ぎた。
・私は…のようなことにほとんど時間を使わずにきた。
・もし時を戻せるなら、今までやらなかったことで、何をするだろうか。



どうだったでしょうか。

このエクササイズは、私たちが価値を置いていることと、現実の行動の違い
浮き彫りにします。

これは行動ベースで自分が大切にしていることを明らかにするエクササイズなので、ここからもう一歩踏み込んで、「価値」ベースで自分が大切にしていることを明らかにしていくことが大切です。

その価値を見つけるためのエクササイズについては、次の記事で詳しくご紹介させて頂きます。
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