ベテランデザイナーの呟き001 年収

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デザイン・イラスト
中小企業白書にて、
独立10年後廃業・休業率88%のフリーランスの世界で15年以上生き残っているおっさんクリエーターが稼ぐ為の知識を呟いています。

稼ぐの金額を知る

ここ数年はコロナ禍の影響があり副業やフリーランスが増えた背景に、ココナラやクラウドワークスやランサーズとクラウド系(WEB上)、ツイッターやインスタグラムのSNSでお仕事を得やすくなったのがありますね。

フリーランスの売り上げの実情を見てみると
① 22.5% 200万円未満
② 22.9% 200 〜 400万円未満
③ 19.9% 400 〜 600万円未満
④ 11.6% 600 〜 800万円未満
⑤ 10.0% 800 〜 1000万円未満
⑥ 11.8% 1000万以上

上記から必要経費や税金を引くと大体④までが金額の7割、⑤以上が6割が手取りとなります。さらに会社員は社会保障や退職金制度がある為それらを貯金するとなるとさらに2割ほど減らした金額が会社員としてもらっていた金額と同じなります。
つまりは会社員時代の手取りと同じだけ稼ぎたかったら手取りの2倍の売り上げが必要という事になります。
安月給だあって言って300万円しかないって言っている人は同じ水準を稼ぐには600万円の売り上げが必要って事になります。
実は会社ってありがたいんですよねえ( ^ ^ )

さらに⑤以上は20%しかないという厳しい実情もあります。
ただ、悲観することばかりではなく、会社員に比べて同じ時給を稼ぐまでの時間は確実に少なく自分の時間が増えます。それに嫌な上司相手にしなくてもよいです。そして自分の努力次第で上位20%に入ることは可能です。

稼ぐデザイナー、クリエーターになる為にまずは稼ぐべき金額を認識して、自分の希望する時間の過ごし方を考えて自分が目指すべきレベルを決めると良いですね。

短絡的に稼ぐは難しいですし、すぐ沈みますがしっかりと実力をつければ楽しく人生を送ることができます。
諦めずに続けいれば自然と実力がついてきますので頑張りましょう。

次回は単価についてお話し致します。

おやすみなさい。
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