にゃん・もあ

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コラム
山崎まさよしさんの名曲「One more time,One more Chance」が頭から離れない。
というのも、うちの実家の猫の後ろ姿から、毎夜のごとく流れてくるんです、あのサビの部分のフレーズが。

こんなとこにいるはずもないのに

いつでもさーがしているよー、どっかにちゅるちゅるないかと
注・ちゅるちゅるとは、うち用語で猫まっしぐら「ちゅ~る」のこと。
年老いたうちのババがちゅ~るのことを「ちゅるちゅる」というんです。
ちなみに猫ジャーキーのことは「ジャッキー」という。

というわけで、「にゃん・もあ」替え歌してしまいました。
お聞きください!うちのにゃんさんBGM!

いつでも探しているよ、どっかにちゅるちゅるないかと
テーブルの上、ごみ箱の中
こんなとこにあるはずもないのに
願いがもしもかなうなら
もいちどちゅるちゅる食べたい
まぐろ味でもささみ味でも
ほんのちょっぴり
ひとなめでいいからぁぁぁ

というBGMの中、猫が必死にちゅ~るを探し回るのです。
かわいそうで見てられません。(→さっさと出してやれよという話)

本能的に求めるものを探しているとき、動物は半狂乱になりますね。
愛しい誰かを探しているとき、どこかにその片鱗がないかと神経を研ぎ澄ませているものです。
それが見つからなかったとしても、それが本当は、実際は存在しないものだったとしても・・・

そんなもの、見つからなくても死にはしないのに、必死になって探してしまうんです。
本能というものは、恐ろしいものです。
根源的な渇きというものは、私たちをそこまで追い詰めるのです。

いなば・・・罪作りな会社です・・・・。
ちゅ~る、何気に微妙に高いんですよねぇ。
こんなことになるなら、ちゅ~るなど知らないままの方がよかったのではないだろうか。
「出会わなければ、こんな思い、しなくて済んだのに」とどこかのラブソングのようです。

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