(407日目)極端思考は心の栄養の偏りに他らならない。

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コラム
自責思考他責思考。

よく聞く言葉ではあるけれど
『自分がどちらに当てはまるか』
考えて自分を振り返る人も多い。

成長できる人は自責思考が多いし
自分もこちら側だとは思うものの
極端な自責思考は自分を追い込む。

心の悩みを抱えている人や
八方塞がりに陥った人の相談を受けて
感じるのがこの極端さなんですよ。

では極端な思考がどこから生まれるのか?

これは言ってしまえば
何のために自責思考してるか〜が
まったく異なるからではないか?

そのように結論づけました。

成長する人の”それ”は、
自分の考えの足りなさを補い
新しい知識や経験を吸収して
今の自分をアップデートするためのもの。

その思考を巡らせる時には必ず
『なぜ?』と言う問いかけをしています。

◉『なぜこのような結果になったか?』
◉『どうすれば失敗を繰り返さないか?』
◉『より良くするにはどう取り組むか?』
...etc
このように思考しているハズ。


かたや、悩める人の”それ”は
ただ『自分が悪い』って思考になってる。
⇨『私の責任です』
⇨『僕が悪かった』
こんな感じですね。

しかしその原因を追求できていないケース
とても多く感じます。

〜この失敗はどのようにして起こったか?〜
〜自分の行動の何が原因だったんだろう?〜
〜どう改善すれば失敗を減らせるだろう?〜

このような問いかけを自分に行えていない。
だから、ただただ自分が悪いになっちゃう。

そして原因追求まで行きつかないから
また同じような問題を引き起こし
自分が悪いと落ち込んでしまって
自己嫌悪を悪化させていくんですよ。



自責思考と他責思考どちらが良いかは
言うまでもなく前者です。

しかし、原因追求なき自責思考
何の価値も残すことはないでしょう。

自分の責任だと自覚しつつも
その問題が起こったことに
『なぜ?』と問いかけ
未来を変化させようとする
貪欲さこそが大切ではないでしょうか。

栄養が偏ると体調を崩してしまうのと同じで
思考が偏ると心の安定性を崩してしまいます。
何ごともバランスが大切です。


最後にこの言葉で締め括り。

『自分がダメだと自覚しているからこそ考える。
 そして、よく生きようと模索する機会となる。』



今日も元気に過ごしましょう。
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