簿記1級を取得することで、おこづかい制から逃げることができた話

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簿記1級を取得するメリットは多々ありますが、世の夫のみなさまにとって、これが一番大きいメリットじゃないでしょうか。


そう、「おこづかい制から逃げる」こと。


結婚して10年以上が経ち、2人の子供に恵まれた今でも、家計管理は一筋縄ではいきません。


多くのご家庭が経験するように、結婚初期には「おこづかい制」にするかどうかという話になりました。


おこづかい制を採用するとなると、たとえば月に2万円や3万円の範囲で奥さんとの交渉をして、自分の使える金額を決めるわけですが、


子供の教育費や家族旅行など、さまざまな出費が必要になると、自ずと自分の楽しみに回せる金額は少なくなります。


私の友人のAさんは毎月のおこづかいを3万円に設定していました。


しかし、子供の学校行事や家庭の必要支出が増えると、趣味に費やすお金は半減し、Aさんは結局、ボーナス時にしか自分へのご褒美を設けられなくなっていたのです。


おこづかい制はいやだ!!

このような話を耳にし、私は「おこづかい制」には強い抵抗がありました。


たとえ使える金額が毎月3万円で同じでも、自分で稼いだ給料から家計への分を出し、残りを自由に使いたいという思いがあったからです。


やっぱり、自分で稼いだお金は自分で管理したいじゃないですか。


その方が「もっと稼ごう」というモチベーションにもなるし。


自分から愛する家族へ「与える」喜び、そして何より自分の自由を大切にしたかったのです。


この思いを妻にしっかりと伝え、説得する必要があったわけですが、ここで「簿記1級」の資格が大きな役割を果たしました。



簿記1級の凄さ、ここにあり

簿記1級を取得していたことで、私が「数字に強い」という印象を妻に持ってもらうことができました。


実際、保険の選定や住宅ローンの検討にあたり、私は本気を出しました。


Excelを駆使しながら、これまで培ってきた簿記の知識を総動員することで、数字に対する確かな理解・強さを示すことができたのです。


これにより、妻も私の提案を信頼し、おこづかい制ではなくても家計が成り立つことを理解してくれたのです。


私の周囲にはおこづかい制を採用している家庭が多く、その理由は様々です。


なかには、おこづかい制の方がしっかり貯金ができるというデータもあるようです。


ただ、これは奥様が家計をしっかり管理していることに起因するのかもしれません。


おこづかい制でなければ無駄遣いをしてしまうかと言われれば、必ずしもそうとは限らないでしょう。


私たち家族は、結婚して10年以上経った今でも、家計のバランスを保ちながら、年に数回の旅行を楽しむことができています。


これは、簿記の知識が家計管理に役立っているからに他なりません。



まとめ

ということで今回は、簿記一級の資格が、いかに私の家計に影響を与えたか、その一例をお話しました。


簿記1級のすごさ、身にしみて感じていただけたのではないでしょうか。


あなたのご家庭や周りの家庭はどのような管理をしていますか?


おこづかい制に対してどんなご意見や体験があるか、ぜひ教えてください!
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