23卒・24卒新卒採用の面接対策vol.2「面接は会話でしかない」

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ビジネス・マーケティング
東証1部上場人事歴8年目の岩田です。
採用担当や面接官としてこれまで数千人以上の学生をみてきた私より面接合格率を向上するためのノウハウをお伝えするシリーズVol.2です。

面接のイメージの誤解

面接と聞いてどんな情景をイメージしますか?
刑事が犯人に対して一問一答で取り調べをしてるような場面が浮かんだ方は誤解してるかもしれません。
ひと昔前はそうしたスタイルの会社も少なからずありました。
しかし今やほとんどの会社は、和やかな雰囲気で会話のキャッチボールを行う面談形式です。
(余談:面接の目的が「学生の見極め」だけでなく「企業の魅力付け」も兼ねている企業が多いです)

会話する際に自然とやってる「相手視点」を持った言動

面接を「会話」と捉えているのといないのでは雲泥の差を生みます。
一問一答のイメージで面接に臨むと、「自分」が話すことに夢中になって本来会話する際に普段自然とやっている「相手視点」の言動が欠如するからです。
会話する際に以下を自然としていると思いますが、面接という特殊な環境ではできなくなる方が多いので要注意です。

・正しく伝わっているか確認するため相手の表情をみる
・伝えた情報に過不足がないか相手に確認する
・質問の真意を正しく汲み取れているか相手に確認する
・相手の言動に頷く、返事をするなどリアクションする
・相手と話すテンポを合わせる
 …など

結論ファーストも大事。相手を意識して会話することはもっと大事

普段の会話で無意識でやっている「相手視点」の言動を面接でも変わらずに行うことが大事です。
ただ、普段の会話と違うのは、いわいる結論ファーストで回答する、といった発言フォーマットが異なること。
これも大事なことですがある程度期間をかけた訓練が必要です。
もしあなたが「発言フォーマットに囚われて会話ができない!もうすぐ面接なのに..」という状況なら迷わず「会話」を優先すべきです。
以上です。
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