東証プライム企業(旧:東証1部上場企業)で人事歴8年目の岩田です。
採用担当や面接官としてこれまで数千人以上の学生をみてきた私より面接合格率を向上するためのノウハウをお伝えするシリーズVol.3です。
WEB面接の落とし穴
WEB面接ならではの失敗や印象を落とす学生さんを度々見かけます。WEB面接をする際に気をつけるべき6つのチェックポイントをまとめましたので、転ばぬ先の杖として参考にしてみてください。
①機材の整備
◇WEB面接が正しく動作するスペックのデバイス(PC、タブレット、スマホ)か確認
※zoomなどでは事前に「テストミーティング」が行えますので、スペックや、回線に不都合がないか確認しておきましょう。
◇カメラ、マイク機能はついているか確認
※マイク付きイヤホンを使用すると相手の声が聞き取りやすく、自分の声がクリアに届くのでオススメです。
②通信環境の整備
◇ WEB面接に耐えうる、下り上りともに10Mbps以上の通信速度が出ているか確認
※映像や音声の遅延は意思疎通が大変困難になります。また回線落ちをすると面接時間が短縮されたり、面接機会の損失になり得ますので妥協せずに整備しましょう。
③静かな環境の整備
◇窓の外や、別の部屋から騒音、雑音が入らない環境になっているか確認
※同居人がいる場合はひと声面接する旨を伝えておきましょう
※自宅での整備が困難な場合はレンタルスペースの使用や、大学の個室を借りられないかけあってみましょう
◇周辺にあるデバイスがマナーモード、ミュートになっているか確認
④面接官の目に入る視覚情報を整備
◇カメラに自分の顔の全体と肩まで写っているか確認
※目線は「レンズ」を見るのではなく「相手の表情」を見ることをオススメします。Vol.2でも書きましたが相手の考えていることを汲み取り、会話をすることが大事だからです。
◇顔がしっかり見える光量になっているか確認
◇清潔感のある服装に映っているか確認
◇背景に映り込んでいる部屋は整理整頓されているか
※壁が映るようにしておくのが無難です。
◇家族が横切ったりしないように確認
⑤WEB面接ならではの気遣い
◇映像や音声が正しく届いているか気を配る
※面接の開始時に面接官にひと声かけるのもオススメです。副次的な効果として相手を気遣える人という印象も与えられます
◇面接官の発言に被せてしまったらそっと譲る
※WEB面接は対面よりも間が取りにくく、発言のタイミングが被ることがあります。その際は「失礼しました」とひと言添えて、傾聴しましょう。
⑥不測の事態に備える
◇企業の緊急連絡先にすぐ電話できるように準備しておく
※どれだけ準備をしても不可抗力や相手側のデバイストラブルなど不測な事態は起こるものです。そうした際に焦らないように緊急連絡先を調べておきましょう。
以上です。
WEB面接は対面とは違った特殊な環境ですので、普段使われない方は友達やご家族とzoomなどで会話して慣れておくこともオススメです。
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