本当にこの人が書いた書類なの?

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ビジネス・マーケティング

1.応募書類と面接

私は、履歴書と職務経歴書の作成代行をしています。

一人ひとりビデオチャットを用いて面談し、ヒアリングしてから作成していますが、なぜビデオチャットで面談をしているのか。

それは、書類選考を通過して面接試験となったとき、応募書類から受ける印象と、面接で話したときの印象の差を無くすためです。

以前、ココナラのサービスをご利用くださったお客様から、下記のコメントを頂きました。

「私自身の言葉で志望動機とか考えてくれて良かったです」
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そうなんです。

私がビデオチャットでヒアリングする理由は、単に職歴の詳細を質問しているだけではなく、『その人がどのような言葉遣いをするのかまで確認したい』からです。



2.代行サービスの横行

ココナラの出品サービスを見ていると、なかには現役の人事担当者で作成代行をされている方もいます。

つまり、企業の人事担当者は、このような作成代行サービスの存在を知っています。

だから、応募書類を読んで感じた応募者の印象と、実際に面接で話した印象に違和感があると、「ああ、これは代行サービスを使ったな」と判断するわけです。


それで不採用になってしまうなら、代行サービスを利用した意味がありません。

私はこの違和感やギャップを少しでも無くしたいと考えています。

そのため、ビデオチャットで90分お話しをして、その人が使うであろう言い回しや言葉遣いを把握して、応募書類を作成しています。

たとえば、「○○○してまいりました」とするか「○○○しておりました」とするか。

時にはあえて「○○○していました」と書く場合もあります。

また、ひらがなと漢字も、応募者の印象によって使い分けています。

このように応募者(依頼者)の性別、年齢、これまでの職業、話し方、見た目の雰囲気等を考慮して判断する必要があるため、ビデオチャットが欠かせません。



3.大切なことは就職につながること

実は、書類選考を通過するだけなら簡単です。

経歴、成果や実績を大々的にアピールして「私、凄いんです」的な表現をすれば良いからです。

しかし面接に進んで、そこで違和感があり「これは誰か他人が作成しているな」と判断されたら不採用になってしまうでしょう。

私は、面接試験も想定して書類作成をしています。

つまり、先出の「私自身の言葉で志望動機とか考えてくれて良かったです」が、とても大切になるわけです。



4.あなたの言葉で作成すること

私は「この人なら、このような話し方をするだろうな」「こんな言葉遣いをするだろうな」と想像しながら、作成しています。

だから、ビデオチャットが必用になるわけです。

そしてこの作業は、私にとって、とても楽しい時間になります。

俳優さんが役になりきって演技するように、私も応募者(依頼者)になりきって、作成しているからです。

「あの人ならこういう書き方をだろうか」

「う~ん、ちょっとちがうかな」

「こんな感じかも」

「あっ、これならしっくりくるな」

こんな自問自答をしていると、一人の方の応募書類作成に、6時間や7時間くらい掛かることもあります。

そのため、一度に3名しか対応できないのが一番の悩みです。

1日30時間くらいあると、もっと多くの人の依頼を受けることができるのですが・・・。
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