1.困った時、誰に相談する?
あなたは、困った時に誰に相談しますか?
誰でも困ったり悩んだりすることがあるでしょう。
仕事や勉強、人間関係、家庭、健康など、生きていれば色々な場面で壁にぶつかることがあります。
そんな時、誰に相談するするでしょうか。
友人や家族、恋人、上司や先輩・・・
多くの場合、身近な人に相談することが多いと思います。
つまり、話しやすい人です。
2.逆の立場で考えてみましょう
逆に、あなたが友人や知人から相談された場合はどうでしょうか。
内容によって、答えられる場合もあるし、応えられない場合もある。
また、相談といっても多くの場合、愚痴だったりします。
その時は、話を聞いてもらえただけで、スッキリするでしょう。
でも、健康や、お金、仕事など大きな悩みや困りごとの場合もあります。
たとえば、あなたが友達や家族から、病気の相談をされたらどうでしょう。
話を聞いてあげるだけでは解決しませんね。
きっと「早く病院に行きなよ」というのではないでしょうか。
具体的な解決方法を助言する必要があります。
そして、時間が遅くなるほど状況が悪化してしまうので、早く対処する必要があります。
3.専門家に相談すること
つまり、愚痴以外の悩みや困りごとのように、具体的な解決方法が必要な場合は、専門家に相談する必要があります。
一般的に、人は自分の経験値のなかでしか、相談を受けることができません。
私は男なので、出産のことを相談されても答えられない。
だから、専門家に相談することが大切です。
早く対処すれば良かったのに、時間が掛かったことで、事態が悪化することがあります。
実際私自身クライエントさんに「なんでもっと早く、相談されなかったのですか」と、お聞きしたことが過去に何度かあります。
一例をご紹介すると、大学4年の就活生さんがいました。
既に時期は10月になっており、多くの企業が採用を止めている時期です。
大卒生の採用は、春から夏にかけて行われ、多くの企業が9月に内定式をおこなっています。
その学生さんは事務職にこだわっていました。
理由を伺うと「当たると有名な方に、占ってもらったら『事務職が良い』と言われました。」と教えてくれました。
適性検査をおこなうと、学生さんの強みは接客など対人スキルにあります。
本人に伝えると「私もデスクワークより、体を動かす仕事の方が合っていると思っていました」と返答されていました。
学生さんを、ハローワークに在籍している知人につなぎ、12月には内定を得ることができました。
4.専門家とは
専門家は、その分野の知識や経験を豊富に持ち、的確なアドバイスができます。
また、相談者の立場に立って、最善の解決策を導くこともできる。
専門家同士のネットワークがあるので、自分で解決できないことも、他の専門家を紹介することで、根本的な問題解決をしていきます。
悩みや困り事があるとき、身近な人に相談することも良いと思いますが、早く解決したいときは、やはり専門家に相談することが大切です。
今はインターネットで検索できる時代です。
早く行動するほど、早く対処できます。
困った時は、一人で抱え込まず、専門家に相談してみましょう。