会社の不満を抱えるあなたが気付いていない 他人への迷惑

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ビジネス・マーケティング

1会社を辞めたいと考えている人


「他に行く場所がない」といって、嫌々我慢して働いている人がいます。

本人はそれを隠しているつもりでも、表情や仕草、態度には明らかに現れています。

たとえば、仕事が始まると深いため息をつき、いつも時計を気にしています。

また、トイレに行く回数が多く、いつも長い(笑)。

「またウ◯コかよ」と、同僚に陰口を言われています。

そして、退社時間が近づくに連れて元気になってきます。

仕事が嫌で嫌で仕方ない。

本人はうまく誤魔化している積りでも、周囲の人にはバレバレです。

完全に本心が見透かされています。

あなたは大丈夫でしょうか。



2.無気力は伝染します

私の知人のある経営者は、「やる気のない社員が一番困る。なぜなら、無気力は伝染するからだ。他の社員のやる気も奪っていく。」と言います。

また、「怠け者は直らない。だから、辞めてもらうしかない」とも言います。
厳しい言葉にも聞こえますが、あなたが経営者なら、おそらく同様の意見になるでしょう。

上記のような、退社時間を唯一の楽しみに働いているような社員ばっかりになったら、絶対会社は潰れてしまいます。

だから、「無気力な社員は一日でも早く辞めてもらいたい」と、切実です。

そして、1人そのようなやる気の無い社員を毎日見続けている同僚に対して、職場の雰囲気を悪くし、モチベーションを低下させる原因になっています。



3.おそらく家族も迷惑しているはず

このような無気力でやる気のない人は、過程でも仕事の不平不満を口にしているでしょう。

帰宅すれば、会社や上司の愚痴をこぼし、朝はため息ばかり。

これでは、同居している家族も被害者です。

そのため、辞めることは本人だけでなく、職場の人や家族など周囲の人のためにも必要です。



4.背中を押してあげる大切さ

興味深いことに、本人は自分の本心が周囲にバレていると気付いていません。

ですから、飲み会など仕事を離れた機会に「ねえ、あなた、本当は会社を辞めたいと考えていない?」と質問すると、ビックリした顔で「え、なんでわかるの?」と言います(笑)。

これをきっかけに、この後転職相談になったりしますが、この場合は決して引き止めないことが大切です。

周囲の人が気付く位辞めたいわけですから、むしろ踏ん切りがつくように、背中を押してあげましょう。

それにより、本人だけでなく同僚や家族など周囲の人も幸せになります。

そして、転職や再就職をすることで、自らの実力に気付くことでしょう。

あなたの周りに「会社を辞めたい」と悩む人がいたら、背中を押してあげること。

転職は、本人には学びと成長の機会になり、周囲の人には安らぎと安堵感をもたらします。

新しい世界へ一歩踏み出すように、そっと、いや力強く背中を押してあげましょう。

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