1. 理髪店での出来事
先日、行きつけの理髪店で、自分のメンタルブロックに気づいたのでシェアします。
そのきっかけは、店主との会話でした。
カットの最中、昔のテレビ番組の話になりました。
店主「最近はまったく時代劇がなくなりましたね」
私「本当ですね、再放送でも見なくなりました」
そんな会話をしながら、私は父親の膝の上に乗ってテレビを見ていたことを懐かしく思い出しました。
私「でも、時代劇ってみんな同じストーリーですね」
店主「悪代官が庶民をいじめて、最後にヒーローが現れて悪代官を征伐する」
私「そうそう、勧善懲悪がはっきりしていて、わかりやすかったですね」
そのとき、ふと頭の中に水戸黄門のフレーズが浮かびました。
♪人生楽ありゃ、苦もあるさ♫
私「あっ、これだ!」
この時、自分のメンタルブロックに気付いたんです。
2. メンタルブロックを克服する
メンタルブロックとは、何か行動を起こそうとするときに思い浮かぶ、「できるわけがない」「失敗するだろう」「自分には無理だ」というような否定的な思い込みや固定観念』のことです。
また、それによって行動が抑制されてしまう状態をいいます。
いわば、心の壁です。
「〇〇をしたい」という願望を持った時、同時に上記のような「できるわけがない」「失敗するだろう」「自分には無理だ」という考えが浮かんできませんか。
それがメンタルブロックです。
〇〇したいという願望がアクセルだとしたら、メンタルブロックはブレーキの働きをします。
軽はずみな行動をしないように、自分を一定の枠内に留まらせようとする働きをします。
また「こうあるべき」という観念も、ここに含まれます。
「男は強くなければばならない」
「女性なら化粧するのは当たり前」
このような社会通用的な考え方です。
3. 自分のメンタルブロックに気付いた瞬間
店主との会話で気付いた私のメンタルブロックとは、『人生楽をすると、あとで苦労しなければならない』『だから、常に努力を続けていく必要がある』というものです。
そのため、良いことやラッキーなことが続くと、なんとなく不安になって来るんですね。
その時、私の心の中に「やばい、こんな良いことが続くと、後が大変だぞ」という声がどこからともなく聞こえてきます。
だから、良いことが続くとなんとなく不安になって、落ち着かなくなってしまいます。
4.メンタルブロックを手放す
このメンタルブロックは、その存在に気付けば、後は手放すだけです。
私は自分のメンタルブロックに気付いたあと、店を出て帰宅する途中に、こんなことを考えていました。
なぜ、いま時代劇が流行らないのか?
それは時代に合わないから。
昭和の価値観ともいえるような、苦労して幸せを掴む、そんな価値観や思想はもう古い。
これからは「楽しみながら幸せになる、成功する。」
令和はそんな時代だと。
私は、もっと軽やかに生きていこうと決めました。
決めればOK。
これでメンタルブロックを手放すことができました。
まとめ
このように自分のメンタルブロックは、なかなか自分ひとりでは気づきにくいものです。
私も理髪店の店主との会話があったから気付きました。
あなたも気軽にこれからのキャリアについて話してみませんか?
きっと、なにかの気付きがあるはずです。