分かりやすい例でいくと、喫煙。タバコの害を聞いた喫煙者が、「自分は病気になるほど吸ってない」「タバコ吸ってるけど運動もしてるから健康だ」と、喫煙によって被るかもしれないデメリットを他の要素で否定します。
これを
逆利用しましょう。
【自分の認知】うつになって辛い、自分はもう普通じゃない、今まで通り生活できない
【自分以外の認知】うつ病は病気だから治療法がある、メンタルヘルス支援制度もある、うつ病になっても働き方やライフスタイルを変えて生活できる
↓
自分はうつを全部受け止める。その上で対策を取る。何かあれば周りに助けてもらえばいい。
辛いのだから周囲に甘えて頼っていい。「うつは心の風邪」というキャッチコピーがありますが、あれは誤解を招いていると以前から思っています。
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✕風邪=薬飲んで寝てれば治る⇒だからうつ病も薬飲んで寝てれば治る
〇風邪=
いつでもだれでも罹る可能性がある一般的な病気⇒だから
他人事と思わず予防を心がけよう◆ ─────────────────────── ◆
です。
ですから、「風邪のように簡単な病気に苦しむ自分はダメな人間なんだ」と思わないことです。
とてもとても辛い病気です。そして簡単に治るものでもなければ、回復しても「心の癖(認知)」や、「うつになった環境」が変化していなければ、再発するリスクはあります。
うつを甘く見ない、腹をくくって向き直ることで、怖い病気ではなくなります。対処法はあります。
その為に医療・福祉・心理の専門家がウヨウヨいるのですから。
病気になってすぐに腹をくくることは難しいと思います。
そこに至るまでに様々な葛藤があるでしょう。
しかし、時間を置くことで、「なるようになる」と思える時が来ます。
八方ふさがりだと思っていた未来に、色んな可能性や選択肢があると知ることが出来ます。
こうしてインターネットを見ている時点で、解決へ向けて動き出している証拠です。
あとは
焦らず、慌てず、落ち着いて、「今」と向き合いましょう。