【不動産って怪しい?】専門ライターの重要性

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はじめまして、不動産&コスメライターのしょこらるです。

このブログでは不動産業界歴8年目、宅建士歴6年目の私が、どうして不動産業界が「怪しい」と言われてしまうのか、どうすればその不安を払拭し、あなたのサービスや商品の魅力をより的確に伝えられるのかについてお話しします。

1.不動産業界が「怪しい」と言われる理由は?


そもそも不動産業界が怪しいと思われてしまう理由は、「情報の不透明さ」にあると私は思っています。

家を借りる時のことを思い出して欲しいのですが、初期費用に含まれる「敷金」「礼金」「仲介手数料」が、それぞれどういうお金なのか説明できますか?

あなたが不動産業界に精通している方であれば、「そんなの常識じゃん!」と思われるでしょう。
しかし、不動産にあまり詳しくない方であれば、「いざ聞かれたらよく知らないな……」と思われるかもしれません。

不動産屋にとって当たり前とされている知識でも、一般の方の多くは「なんだかよくわからないけど、家を借りる時にかかる費用らしいからなんとなく支払っている」というケースがほとんどなのが事実です。

ちなみに簡単に説明すると、「敷金」は家賃滞納時の万が一の補填や退去時の修繕費に使われるもの、「礼金」は大家さんの収入、「仲介手数料」は仲介に入った不動産会社への成功報酬の意味を持ちます。

私は前職で貸事務所や貸店舗の仲介営業をしており、法人様だけでなく個人のお客様ともお話しする機会が多くありましたが、こうした契約時にかかる費用に関して正しく理解されている方はほんの一握りで、毎回1つ1つ説明させていただいたうえでご契約いただいていました。

不動産会社が「当たり前と思っているから説明しない」状況と、一般の方が「なんだかよくわからないことをそのままにしている」状況が合わさって、「不動産はよくわからない」「不動産屋は怪しい」というイメージが定着しているように思うのです。

2.一般の方の不安を取り除くには?


一般の方の「不動産ってよくわからない」を払拭するためには、不動産業界が自ら一般消費者に歩み寄る必要があります。

その理由は、何がわからないのかわからない、という状況が起きているからです。

例えば、先に挙げた敷金・礼金・仲介手数料についても、「どういうものか説明できますか?」と聞かれて初めて、「そういえばよく知らずに支払っていたな、どうして発生するんだろう」と認識する方も少なくありません。こうした疑問から、「礼金って支払う必要があるんだろうか?」「仲介手数料って安くならないんだろうか?」といったさらなる疑問が生まれ、よりその方に合った不動産取引への道が開かれます。
しかしながら、そもそも最初の疑問を抱くきっかけがないことには、何も始まらないというのもまた事実です。

だからこそ、不動産会社や不動産業界の情報を発信しているメディアが、よりわかりやすく、より一般消費者に届きやすい形で情報提供をする必要があるのです。

3.専門ライター>多ジャンルライター


世の中にはいろんなジャンルのライターが存在しますが、一般消費者に不動産の正しい情報を伝えるのであれば、断然「不動産専門ライター」に依頼することをおすすめします。そして中でも、不動産業界での実務経験と、宅地建物取引士の資格は必須だと考えています。

なぜなら、不動産の正しい知識を伝えるためには、一般消費者がどんなことに疑問や不安を感じるかを知っていて、かつ定期的に改定される宅建業法に対するアンテナを張っておく必要があるためです。

宅建業法の改定で記憶に新しいのは、重要事項説明における水害リスクの説明義務化です。土地や建物が存在する場所について、「洪水」「高潮」「雨水出水(内水)」「津波」のいずれかのハザードマップがある場合、宅建士は重要事項説明時に、該当地域のハザードマップを添付したうえで説明しなければならなくなりました。
この改定が行われたのは2020年8月ですが、普段不動産業界で働いている人や、意識的に最新の情報を収集している人でないと、こうした改定を知らずにいるということも大いに考えられます。

もちろんクラウドソーシングでよく目にする多ジャンルライターも、様々なジャンルの執筆経験がある分、不動産に関しても念入りなリサーチが可能でしょう。
かくいう私も、日頃は不動産や美容を専門としてライター活動をしていますが、クライアント様からのご依頼で他のジャンルを執筆する機会も多くあります。
ライター1年生の時にSEO対策について学ぶ機会が多く、また元々リサーチが得意ということもあり、初めてのジャンルの記事でもクライアント様に高く評価していただくことも少なくありません。

しかしながら、専門知識のない状態でリサーチだけで記事を書くと、「上位サイトのまとめ」に終始してしまうという欠点があります。上位サイトは含まれている情報が豊富で、ユーザー満足度が高いからこそ上位表示されているのですが、オリジナリティやリアリティにはどうしても欠けてしまうのです。

つまり、専門ライターが記事を執筆することで、上位サイトのまとめ+αの価値提供ができる可能性があります。

不動産の記事は宅建の知識を持っており、なおかつ業界のリアルを見てきた専門ライターに依頼することをおすすめします。
不動産専門ライターだからこそ、どのような切り口で記事を書けば一般消費者に届くか、一般消費者が直面する悩みやトラブルにはどんなものがあるかを反映したうえで、オリジナリティとリアリティのある記事が書けるのです。

私しょこらるは、2015年に初めて不動産会社に就職したことをきっかけに、これまで7年間不動産業界のリアルを目にしてきました。またそれだけでなく、貸店舗事務所の仲介営業・レンタルオフィスの契約管理という職種を経験し、実際に不動産をご契約いただく一般消費者のみなさまとも多くかかわって参りました

これまではクラウドソーシング上でのご依頼がメインでしたが、2022年5月にココナラに初参入いたしました。

長い不動産業界での経験と宅建士の知識を生かしながら、一般消費者の方に「不動産って思っていたより親しみの持てる業界なんだな」と思っていただける記事をお届けいたします。

以上、不動産&コスメライターのしょこらるでした。



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