9月1日を前に・・・

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コラム
夏休みが終わろうとしています。
保護者の皆さん、お昼や宿題や
思い出作り、お疲れ様でした…!

既に新学期が始まっている地域の皆さん、
問答無用で「9月1日はじまり」ではなく
地域の実情に合わせたやり方なんですね。

我が家の子ども達が通っていた幼稚園は、
毎年、夏休みの最終土曜に、父母会主催の
「夕涼み会」がありました。

長い夏休みから、毎日登園する生活へ
シフトするのは、小さな子にとっては
大きな変化で、超・パワーが必要です。

新学期を前に、一度幼稚園に来る機会を
設けてくださるのは、とてもありがたい。

最初はしばらく短縮日課にしたり、
週の後半(木曜日くらい)からの
新学期開始にしている学校・園は、
子どもへの心理的配慮を感じます。

さて、初日の朝

どうやって起こしたらいいでしょう。
どんな声掛けをしたらいいでしょう。

大人が週末に寝だめすると、乱れたリズムを
取り戻すために、1週間ほど要するそうです。

それが子どもなら、尚更、大変でしょうから、
まず、休み中に生活リズムを崩さないことが
第一ですが、そうそう理想的には…難しい。

久しぶりの早起き
暑い・重い・眠い
安らげる家庭から
気を張る学校へー

憂鬱になるのも無理はありません。

・明日、行ける?
・ほら、起きて!
・忘れ物はない?
・間に合わない!

のような言葉は「ある程度、学校には
意義があり、行く必要があるってこと
は、言語化できなくてもわかってる
子ども達を、追い詰めてしまいます。

・なるべく早く寝ようね
・今〇時だよ、おはよう
・えらい、起きられたね
・朝ごはん、できてるよ
・暑いから無理しないで

「起きて」「登校しよう」ではない言葉に、

〇時だよ→それがどんな意味か自分で考え
自覚を促す言葉で、登校(園)するか否かは
別として、「朝、起きたこと」を評価し、
「みんなに会えるね、元気かな」のように
登校後の「メリット」に意識を向けるよう
にすると、圧をかけずに背中をそっと押す
形で応援することができると思うのです。

初日、登校するかどうかの問いを、
もう何日も前から自問自答している
子どもに、親(子どもに大きな影響
を及ぼす存在)が改めて突きつける
必要はなく、温かい言葉をかけ、朝
ご飯を作り、淡々と準備を手伝って、
応援の気持ちを行動で示しましょう。

もちろん、

命より大切なものはありません。
学校が心を病むほどつらいなら、
行かなくて大丈夫。

「初日だから行かないとダメ」?
初日だから、大したことはしない
ので、休んで大丈夫。

宿題が終わっているかどうかより、
あなたの命が大切です。

大人も、登校が無理な様子を強いて
送り出すことが、子の将来にとって
メリットをもたらすのか、その点を
忘れないように、大人同士、注意し
学び、支え合っていきたいですね。
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