カウンセリングは対話(コミュニケーション)の時間です

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こんにちはSHOです。僕のブログを読んで頂きありがとうございます。

今回のテーマは【カウンセリング】です。

事前に【カウンセリングを行います】というと、どうしても身構えてしまう、抵抗してしまう、守りに入ってしまうという不安・恐怖感を持ってしまう方がいらっしゃるのも事実です。

その気持ちよく分かります。

もしかしたら、過去に嫌な経験をされて1対1、もしくは複数でクローズの場で話した時に、「買わされた」とか「傷つくようなことを言われた」というようなご経験があるのかもしれません。


大事なことをお伝えいたします。



カウンセリングとは、いわゆる"カウンセラー"側からの一方的な話をする場ではありません。カウンセリングは【対話の場】なのです。

今回の投稿では「興味がある、でも声を掛ける勇気が出ない」と思っているあなたにお届けしたいです。カウンセリングは「対話」であると思って頂きたいので、僕がカウンセリングで意識をしている3つのポイントについてお伝えさせて頂きます。ご興味がある方は是非最後まで読んでほしいです。


○カウンセリングの3つのポイント

1 受容
簡潔に言えば「あなたを受け入れます」ということです。

カウンセリングに来るまでも、きっと僕以外の人にも自分の悩みを打ち明けているはずなのです。「誰も話す人がいない、相談する相手はいない」と言うような人でも、無意識のうちに「誰かに私の話を聞いてほしい、分かってほしい」というような行動・態度に出ているはずなのです。



「誰も私のことを分かってくれないんだ」



このような孤独感・孤立感を持っている方がカウンセリングに来て頂くことが多かったりします。

個人的には、ここまで思い詰めなくてもお気軽にカウンセリングにいらして頂きたいのですが、僕はこのような思いを解消して心を開いて頂けるように話を聞く姿勢を示します。

2 支持

僕の基本的な考えに

【クライアントはみんなOK】

というものがあります。これはどういうことかというと、どんな人であろうと、価値がある存在なんだということです。カウンセリングをしていると、僕も1人の人間なので自分と価値観が異なる方がいらっしゃる場合もあります。このように思うことで、僕と違った価値観の方がいても「僕とは違うんだ」とシンプルに考えることができます。

これってすごく大事なことで、「カウンセラーだから」とかではなく、全ての人に共通して身につけてほしいスキルだと思っているんです。自分の価値観が絶対だと思ってしまっていると、異なる価値観の人を攻撃、見下し、差別したりすることもあります。これは「自分を承認してほしい」の裏返しだったりするのですが、この考えをもってしまうと、他人との対話が非常に難しくなってしまいます。

なので、カウンセリングでは目の前にいる相手のことを支持いたします。どんな価値観であろうと、その人は悩んでいたという事実は存在するからです。相手を承認することが非常に大事だと考えています。

ちなみにこれは「やらせ」ではありません。本心から出るもので、仕事だから〜営業だからとかという気持ちが出ると見透かされるのでそんなことは一切いたしません。

3 勇気づけ

話を聞くだけがカウンセラーの役割ではありません。

相談して頂いているクライアントの方も「なんとかしてもらいたい」と思ってカウンセリングに臨まれているはずなのです。ここで、ただ単純に話を聞いているだけで終わってしまったら、ただの「お話を聞く屋さん」になってしまいます。それではお互いにとって時間の浪費になってしまいます。

後でも書かせて頂きますが、カウンセリングとは「クライアントの悩みを解決すること」が目的ではありません。言うならば、悩みを解決するのはカウンセラーではありません。これはクライアント自身がなすことなのです。これは多くの方が誤解をされているところで、とても重要なことです。

では、カウンセラーの役割とはなんなのか?というと、僕は【勇気づけ】だと思っています。



たった今申し上げた通り、悩みは本人が解決しないといけないことです。それができない理由は色々ありますが、例えば、「本人が悩みの本当の原因が分かっていない、気づいていない」とか「分かっているんだけど、それを解決するのが難しい、できないから困っている、認めたくない」とか、「気づいているけど、気づかないふりをしている」とかです。

自分自身と向き合うことは、非常に勇気がいることです。怖いんです。その一歩を踏み出すことは、とてもとてもエネルギーがいることなのです。なので、僕はそんな相手に勇気を持って頂くようなお声がけをさせて頂いたり、対話をすることによって1つの「目標」を設定し、その目標に向かって一緒に寄り添っていこうと行動を促すようなきっかけを作ることを心がけています。



このような事を話すと「そんなにうまい具合にカウンセリングが進むのか?」と疑心暗鬼になる方もいらっしゃるかもしれません。

確かにその通りかもしれません。決して全てのカウンセリングがスムーズに進むかと言われたらそうではないかもしれません。

ただ、何かに抵抗をしたり、何かに痛みを感じたりするということは、そこに何か抑圧されたものが存在している証拠でもあります。カウンセラーはこのようなところを見ています。心を閉ざした状態だと、どんなに優秀なカウンセラーの方でもこれ以上先には進めないはずです。

どのような問題・悩みであったとしても、カウンセラーは一方的にクライアントの非を責めたり、否定するようなことは言いません。



というわけで、僕はこの3つのステップを踏んでいくことで、目の前の相手の心を開き、じっくりと対話を深めていく。そして、相手に「気づき」を得て頂く。これがカウンセリングの本質だと考えます。

○カウンセラーは「アドバイザー」ではない

最後にもう少しだけ伝えさせてください。

上でも書きましたが、カウンセリングの場においていわゆる「問題・悩み解決」を行うのは、カウンセラーではないのです。これはクライアント自身で問題・悩み解決を行うのです。

これは明確にしておかないとクレームに繋がりかねません。はっきりと明示してカウンセリングを行うことはありませんが、僕はこのような立場をとっています。

なぜこのような立場をとるかは、この投稿を読んで頂ければ分かって頂けるのではないでしょうか。カウンセリングとは【対話】がベースとなっているからです。同じ目線に立って双方で同じ目標を掲げて寄り添って進んでいく、勇気づける。「●●したほうがいいですよ」とアドバイスをすることは上から目線だと思ってしまいます。

なので、僕はアドバイスをすることはありません。もしかしたら、積極的にアドバイスをしてくるカウンセラーもいるかもしれないし「あなたは絶対に●●です」と断定するような言い方をしてくるカウンセラーもいらっしゃるかもしれませんが、僕は違う立場をとっています。



これも上で書きましたが、多くのクライアントは「カウンセラーに何とかしてもらいたい」と思っています。その気持ちはすごく理解できるのです。だから、明確な回答・アドバイスをもらうことができないと「モヤモヤ」としてしまうかもしれません。


「なんだよ、このカウンセラー。はっきりしないし私の悩みを解決すらしてくれないし、友達と言ってることと一緒じゃないかよ。時間返せ、お金も返せ」とまで考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

でも、いくら僕が一般的な答えを言ったり、アドバイスをしたとしても、クライアントがそれを自分自身に当てはめ、受け入れることをしないと、僕がどんなに正論を唱えたところで悩みは解決しないでしょう。結局、悩みを解決するのは他人ではなく、自分自身なのです。カウンセラーはそのための「勇気づけ」を行う、きっかけを与えるのです。



ということで、今回は【カウンセリング】についてお伝えさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

ファスティングに興味があるけど、よく分からないし、難しそうだし私にはできなそうだ。でも、SHOさんならちょっとでも話をしてみたいなとか、相談してみたいな、と思った方は、僕をフォローして頂いた上で、メッセージを送ってきて頂きたいです。

では、今回は以上となります。
ここまで読んで頂きありがとうございます。


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