「耳鼻科の痛み」

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小説
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【耳の痛み】



7歳の時
昼頃父親が耳が痛と言いながら
会社を早退して帰ってきたので
顔を見たら脂汗を描いていた!


それを見た俺は
相当な痛みだと解り心配で
「家に戻らず耳鼻科に行かないと
ダメじゃん!」と言った。


すると父親は
「耳鼻科に行く治療が痛くて
いきたくない」と言い
耳鼻科に行きたがらなかった。
(´;д;`)ヤダ


なので俺は
「なら一緒に行くから
それなら平気でしょ!」と言いうと
渋々行く事にしてくれた。


この時の状況は
俺の学校の授業が4時間目までで
午前中に帰ってきて家にいたけど
母親が仕事に出てていなかった。


そして父親が耳を抑えて
俺と一緒にトボトボ耳鼻科に向かい
やっと耳鼻科に到着して
待合室の椅子に腰かけた。
ε-(・д・`;)フゥ…


そして俺が受付に行き
父親が耳が痛くて大変だと伝えると
スグ看護婦さんが父親の所に来て
具合を見てくれた。

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【大惨事】



看護婦さんが父親の顔色を見ると
急いで院長に「緊急患者です!」
そう伝えてくれてスグ診察に入り
治療してくれる事になる。


この小さな町医者の耳鼻科は
今日運よく患者もいなて
しかもかなり腕の良い医者だと
評判の病院だった。


俺もこの耳鼻科に鼻の治療の為
週3回通ってるのだけど
俺がさぼったりインチキすると
スグ叱ってくる怖い院長でもあった
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ


そして父親の治療が始まると
耳を見たらすぐ原因が解ったようで
「今この場で治療しますね」と言い
大した事なさそうで安心する。


しかし父親の顔を見ると
明らかに恐怖で顔が引きつり
あの横暴な父親が恐怖してて
ちょっと面白い。
( *´艸`)


早速治療が始まると
院長が父親の耳の中に棒を入れ
何やらごにょごにょして
何かを切ってるような感じだった。


しばらくすると
「パチン!」と何かを切った音がし
その瞬間父親が「痛てー!」と叫び
院長の顔を「バコ!」と殴った!
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ

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【反省】



すると院長が椅子から吹っ飛び
ほっぺを抑えて起あがり
「痛いからって殴るな!」と
父親にマジギレしてた。


そして院長が椅子に戻ると
父親が顔を真っ赤にして頭を下げ
大声で「申し訳ありません!」と
何度も院長に謝ってる。


その後院長が「解りましたから
治療の続きするので座って」
そう言って許してくれたようで
最後の仕上げの治療を終わらせた。


この時父親は
終始院長に謝りっぱなしで
帰る時もずっと謝ってて
とても反省してる感じだった。


しかしこの事件のおかげで
俺の顔もバッチリ覚えられてしまい
今後耳鼻科に来るとき恥ずかしいし
申し訳なくて仕方ない。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ


この耳の治療後しばらく父親は
耳鼻科に治療しに行く事になり
仕事の半休の土曜日に毎回
俺と一緒に耳鼻科に通った。


その後父親は
耳鼻科に行く度院長に謝ってたけど
院長は「もういいですから今後は
殴らないでよ」と言ってた。
(m´・ω・`)m ゴメン…

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