「ネオンの食卓」

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【クリスマスツリー】





5歳の時のクリスマス
初めて我が家に
クリスマスツリーが来た!
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪

そのクリスマスツリーは
2m位ある本物のモミの木で
凄く大きな物。

俺は
そのクリスマスツリーを見て
凄く嬉しくなり
ずっとはしゃいでしまった。

今までは
デパートでで飾られてる
クリスマスツリーしか見た事がない。
((o(*´∀`*)o))ワクワク♪

そのクリスマスツリーが
なんと!我が家に飾られていて
煌びやかでワクワクするデパートが
我が家の中に設置された気分!

しかも
電飾や飾り物がセットになっていて
自由に飾る事が出来
嬉しくて仕方ない。

そして俺は
早速色々飾り物を付けて
きらびやなツリーを
完成させたくなった。


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【飾り付け】





クリスマスツリーに
セットになってる装飾品は
ツリー用の定番の装飾品で
どれも何だかパッとしなかった。

でも
この飾り付けが楽しく
色々な場所に飾って行き
だんだん完成してくのが嬉しい。

装飾が飾り終わると
母親が電飾を巻き付けてくれて
クリスマスツリーが完成した!
(∩´∀`)∩ワーイ

そして
電飾を光らせてみると
ピカピカ点灯し始めた!

その点滅があまりにも綺麗で
ずっと見続けてしまい
もう目が釘付けになってしまう。

しかしこの時
部屋の電気がついていて
部屋が明るく
何だか迫力に欠けた。

そこで俺は
母親に電気を消してもらい
部屋を真っ暗にしてもらった。
ウフフ♪(。-艸・。)


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【食事の支度】





真っ暗な部屋で見た
ツリーに飾られた電飾は
想像以上に綺麗に見えてしまい
その光に目が離せなくなった。

ずっとその電飾を見続けてると
母親が「ご飯の支度できないから
電気つけさせて」と言ってきた。

俺は
この電飾を見続けたいから
「まだダメ!」と言い
部屋の電気をつけさせない。

すると母親は
タバコを吸い始め
休憩してしまった。
( ´Д`)y-~

そしてしばらくすると母親は
「台所の電気だけ付けさせて」
と言って来た。

なので俺は
「そこだけなら良いよ」と返事をし
やっと母親が食事の支度を
再開できた。

しかし
台所の電気が結構明るく
リビングまで光が届いてしまう。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ


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【夢の国】





クリスマスツリーは
リビングに飾られてたので
台所の光が届くと
電飾の光の迫力が激減する。

そこで俺は
台所とリビングの間にある
ふすまを閉めてしまい
部屋を真っ暗にした。

すると
電飾が凄く綺麗に光り輝き
部屋中を夢の国の様に照らし始めた。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

俺は
その輝きに凄く感動し
嬉しくてしょうがない。
(((o(*゚▽゚*)o)))

その後母親は
ふすまを開け閉めして料理を運び
どんどん料理を準備していく。

しばらくして俺は
準備されてく料理が見たくて
電気をつけてもらう事にした。

そしてテーブルを見ると
大きなホールケーキと
鶏肉が用意されてて
ビックリしてしまった!


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【自由な飾り】





テーブルに用意されてた食事は
新聞の広告でしか見た事ない
本物のクリスマス料理だった!
∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!

この時俺は
とにかくケーキが食べたくて
母親に「早く食べたいー!」と
せかしてしまう。

そして
ふとクリスマスツリーを見ると
弟が自分の玩具を
ツリーに飾りだしてた。

それを見た俺は
「俺の玩具も飾りたい!」と思い
弟と一緒に
玩具の飾りつけをしていった。

飾りつけしていった玩具は
超合金やミクロマンなどの
クリスマスにまったく関係ない物。
(ΦωΦ)フフフ…

そして完成したツリーは
正に自分好みの最高の飾り付をした
究極のツリーになった。

重たい玩具は
ツリーに飾り付けできなかったので
植木鉢の土において飾った。


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【プレゼント】





こんな事をしてたら父親が帰宅して
ツリーを見るや否や
「何か思ってたのと違う」と言い
かなり不思議な顔をしてた。

きっと父親は
期待してたツリーと違ってて
残念だったのかもしれない。
( ´Д`)=3 フゥ

そして俺は
「プレゼント無いの?」と
父親に聞いてみた。
( 「'д')?

すると
「サンタが来るのが深夜だから
朝になれば届いてるよ」
そう言ってた。

その言葉を信じた俺は
翌日の朝までプレゼントを我慢し
大好きなケーキを食べる事に
専念する事にした。

ケーキと鶏肉は
母親が切り分けてくれて
お腹いっぱいに食べて
超ご満悦になる。

その後テレビを見た後寝てしまい
翌朝枕元を見たらプレゼントあり
嬉しくなって開けてみると
大好きなロボットの超合金だった!

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