人一人許すことで訪れる未来

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占い

手塚治虫「火の鳥」鳳凰編の彫刻師は、
来世で見た火の鳥の“記憶“から、鳳凰を彫っていた。
過去と今と未来は、いつも繋がっている。


前世の章を読んでいると
憎しみあい、意見の相違からくる争い、恨みが
今世の私たちにとって
最も強い足枷となる。


ああ
どうか、この人が犯した罪を許してください。



過去と今と未来は繋がっているから
過去に その人が傷つけた人たちに会いに行って
対話をした


“あなたたちの苦しみや悲しみ、憎しみは
今、あなたを傷つけた人がそのまま経験している
滅びてしまいそうなほどに
あなた方は、辛い思いをしたということが
私には、よく伝わったと思います。

私から
心から謝罪します。
あなたたちの
傷が癒え、
傷つけた人たちの罪を許すことはできないのでしょうか?“


その人たちは答えてくれた


「いいでしょう
確かに、あなたのいう通りですね
もう許します






なぜなら
私にも視えました」




来世に渡り、下手すれば来来世まで至るほどの強い憎しみの心を
この人たちは、どうして瞬時に無くすという決断ができたのか
不思議でならなかった。



その人たちは
教えてくれた



「私は今、
私の来世、私の子孫の未来を見たからです。


私たちが憎むことをやめて、
わたしたちが憎んでいる人が幸せになれば
その人や、その人の子孫が
私の来世や私の子孫に対して
素晴らしい未来を運んでくれていました。

繋がりは終わっておらず、
それどころか、
彼らは私たちが豊かになるように
一生懸命働いてくれていました。
その恩恵は、未来永劫と思えたほどに長く続いており、
私たちの子孫と来世・来世の家族たちを幸せにするほど
素晴らしく豊かなものでした。

その恩恵は、例えば、
“私たちが憎むことを止めることで彼らの人生の障害がなくなり、彼らは立派な医者になることができ
私たちが病気になった時に必ず治してくれる“
どころではありませんでした。
それに加え、
このさき私たちや子孫が難病になった時、
彼らの子孫の科学者開発した薬により幾度も助けられたりと
その恵みは、尋常ではなかったのです。

病を治すどころか、
私たちの人生がより良く、豊かになるような
社会を作ることにまで貢献してくれていました。


だけれども、私たちが憎しみをこのまま続けたら
私たちが病気になった時に、かかる医者はおらず、治る薬もできないことになります。
それは、私たちだけでなく、たくさんの人にとっての損失になりますね。


私たちが憎しみ続けることは
憎んでいる人たちが私たちと同じ分だけ苦しむことにはなるかもしれない。
だけど
その代わりに、私たちは幸せな未来の協力者を失い、
私たちも未来の世界で
再び苦しみ続けなければいけない。
そして未来は幸せにはならない。

だけども
人一人許すことで
訪れる未来は
本当に素晴らしいもので、
幸せと希望に満ち満ちていて
輝くような幸せは永遠に訪れ、
天国のような世界でした。


あんな素敵な未来があるなら
何も怖くありません。
憎しみ争うことなんて馬鹿げてます。

憎しみ続けても
けっきょく
来世・子孫という長期的な目で見た時に
私たちのためにならず、
いま ここで 私が許し 癒されれば
その効力は永遠に続いていくほどの恵みをもたらしてくれることがわかったのです。」



「辛い時や憎みたいとき、拒絶したい時は
これから訪れる命や
これから訪れる素敵な世界を考えてね♪
素敵な世界に比べたら
そんなもん、なぁーんでもないわよ!」

と、
傷ついていたはずの人たちは
アドバイスまでくれていた。






過去といま、いまと未来、過去と未来は
全て繋がっていて
私たちも全て繋がっているからこそ

憎しみ滅ぼす代わりに
許し合って育てる種は、
これからも咲き続け実りをもたらし続け
いまだけでなく、未来とその先の未来までも
幸せにするのだろう。


それに比べたら、
確かに
どんなことも
なぁーんでもない、
ちっぽけな塵みたいなものなのかも。







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