WHOがシッダ医学の辞書を発表しました

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コラム

WHOが、インド伝統医学(アーユルヴェーダ・シッダ医学・ユナニ医学の3種類の伝統医学)定義標準化の会議を終え、

それぞれの医学で使われている専門用語の辞書、と言えるようなサマリーを発表しました。

これは2019年、コロナの前から始まった企画だったのですが、
私も1回目の会議には招待されてグジャラートに行きました。5年ぶりのインド、数日なのに凄まじかったです・・・はあ・・・思い出すだけで疲れる・・・

どうしてこんな目に遭わないといけないのか、自分はインド医学に関わる限り一生こんな思いをしなければならないのか、と苦しめられまくった話はいつか今度♪

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シッダ医学の専門家たち。国際会議ですが、私とマレーシア出身のタミル人・スイス在住の先生以外は全員インド在住インド人で、西洋人の多いアーユルヴェーダグループとの格差がすごかった。
そしてウチのグループだけインドのノリで会議が進む=本質に関することは何も会話されない上に、いうこと聞かない・・・ 携帯使わないでくださいねって言われた5分後に携帯で話してる・・・ 

この会議は招待なので全て飛行機代とかホテル代とか出たんですが、
その5日間が終わった後も数ヶ月以上リモートで働かされた(しかもめっちゃ膨大な量を!)とかなり理不尽な扱いを受けつつ、、
←ワシントン大ではWHOと働いた人結構いるんですが、結構な人数がタダ働き経験があります笑。

締め切りにも間に合うように動くわけのない
もう見直した部分をまた最初から見直し返すことを繰り返すばかりの皆さん
よくわからんことで喧嘩し出す皆さん
なぜか無駄にやることやらなきゃ!と思って徹夜とかして、徹夜してやった部分は次の日どこにも残っておらず、話し合いにも何も反映されておらず、
日中疲れてもっと重要な話し合いが全然できなかったり、

あーもーいろんなことがあったわけですが。


第二回・第3回のリモート会議にも招待されたのですが、やらされた仕事量が多すぎるのと(あとインドとグローバルスタンダードの間に落としいられるストレス)博士課程が一番忙しい時期だったので、私は結局1回目しか参加しなかったけど。

シッダグループはインド人なので、西洋的スタンダードを知らないので、
最終日のプレゼンとかも私が勝手にスライド作らなければ誰も作らなかったんですよね・・・ギリギリ恥を回避できたけど。

そんな感じなので、
私いなくて大丈夫なのかな・・・って真剣に思ったけど、、、
なんとかかんとか、アーユルヴェーダ・ユナニ医学と同時進行で発表できたようですね。

今回WHOが発表したのは
・アーユルヴェーダ
・シッダ医学
・ユナニ医学
の3つの伝統医学の専門用語です。

コンセプトとしては、世界中から専門家が集まって、専門用語の定義を話し合い、コンセンサスを取り、辞書のようなものを作った、ということです。

これから先、この内容はデーターベースで検索できるようになったり
ハーブや統合医療のガイドラインなどにも使われていくとのことです。

ちらっと内容を見たけど、「入れなくていいっしょ・・・」っていう用語がむっちゃ入ってたのが気になる(例:宝石の名前とか、一般人でもわかる名前・・・専門用語辞書なのに・・・ はあ・・・)けども

まあなんとか形になったようで、私も嬉しいです!!


まあその時のドタバタ記は、エネルギーとゆとりができたら書いてみようと思います。本当に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



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