誰よりもつらさが分かるのは"あなたの強み"

記事
コラム
✥✥✥新人介護職さんのよくある悩み✥✥✥

介護施設に勤めて3年目

今までに3人の利用者の看取りを経験しました

毎回、その方とのお別れが辛くて

なかなか死と向き合うことが出来ません

こんな私は介護職に向いてないのでしょうか?


✥✥✥辛さが分かるのはむしろあなたの強み✥✥✥

あなたの辛い気持ちに思わずうなづいてしまうほど分かります

私も介護を始めたころは同じような事で悩みました(´-ω-`)

自分のメンタルが持たない…辞めようかと

何度も考えたことがあります

私はその頃、主人を亡くしてまだ3年ほどだったと思います

そんな時期という事もあったのかもしれませんが

人の「死」に対してただただ"寂しい"という思いだけを抱えていました

看取りを"別れ"そして"苦しくて辛い"としか思えませんでした

だから利用者が旅立たれた時に穏やかな形では送る事ができず

泣いてしまったり、喪失感にさいなまれ

仕事が手に付かなくなっていました

私はその時、上司にこう言われました(´-ω-`)

「〇〇さんに教わったこと、経験させてもらったことを次に

生かすことが〇〇さんへの感謝、そしてそれがあなたの仕事!」

そう言われてもなかなかメンタルが弱っていた私は

理解するのが難しく時間がかかりました…(-_-;)

多くの先輩に経験談や話を聞いたり

たくさんの本も読みました

そして少しづつ私の気持ちに変化が現れたころ

「死」は単にお別れやおわりではないのかもしれない

と思うようになりました(*^-^*)

皆さんは人が死を迎えるとどうなると思いますか?

"星になる" "魂だけになる" "無になる"

人それぞれ死生観というものを持っていてそこに正解はありません

人は生まれてきた時から誰しもが最期に向かって進んでいるのです

誰もが平等に最期を迎えるにも関わらず

「死」がどういうものかを学んだり、考えたり

ほどんどの人がそんな機会もほとんどないまま大人になっています

介護や医療の現場は常に死と向き合いながらのお仕事です

でもそんな仕事についていない人だって

いつかは「死」と向き合わないといけない時が必ず訪れるのです

だから介護や医療が特別…というふうには考えないで欲しい…


とはいえ介護職だから


ご家族にとって大きな支えにならないといけない…(-_-;)

そんなプレッシャーもありますよね…

介護職をしていたって何度も経験していたって

やっぱり悲しいし、慣れないです

それでいいのだと私は思います

そんな気持ちを持ち続けたほうが

ご家族の思いや感情を理解でき寄り添う事ができるのではないでしょうか

そういう介護士がそばにいてくれるから

ご家族にとって大きな支えになるのだと思います(*´ω`)

辛い気持ちを理解し共感できることは

あなたの大きな「強み」だと思います!(*'▽')

だから無理に変えようと頑張らなくてもいい

辛い、寂しい気持ちと向き合える時間を大切にしてみて下さい

そして考えた事やあなたの経験を誰かに話せると

少し心が楽になるかもしれませんね♪

つらい時や悲しい時にはその気持ちを発信するのも大切ですよ(*^-^*)


人は死別を経験すると亡くなった人を思い慕う気持ちから

感情や情緒に心が占有されそうな「喪失」

死別という現実に対応してこの窮地をなんとかしようと

頑張る「立ち直りの思い」

この「喪失」と「立ち直りの思い」が揺れ動き

不安定な状態になります

そんな時、身体にも変化があり不愉快や違和感を感じます

この時期には "死とは…" "自分とは何か…" 

と自分に問いかけたり考えたりしている人に

さりげなく寄り添ったり援助することを「グリーフケア」と言います

私はこの「グリーフケア」を学び少しづつ考えが変わりました(*^-^*)


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