出勤前に家族と喧嘩…イライラが止まらない…

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コラム

こんな悩みを聞きました…


家庭と仕事を両立しているつもりですが

家族との喧嘩や家庭の事情でイライラしている時

なかなか気持ちの切り替えができなくて

ダメだと思っていても仕事に持ち込んでしまう

自分の気持ちと裏腹に無理して笑顔を見せたり、元気にみせたり…

でも、そんな時はいつもしないような失敗をしてしまったり

ご利用者さんを怒らせてしまったり…

上手くいかないことが多く、仕事を終えるととても疲れていて

とても複雑な気持ちで寂しくなります…

先日、こんな時になぜか涙が止まらなくなりました

そんな自分の精神面がとても気になって心配です。

大変ですよね…家庭と仕事の両立 って


終わりの見えない家事や子育て…

家族との喧嘩…私もそうだったので分かります

また家庭を持っていなくても失恋したり、将来の悩みを抱えたり

仕事以外の悩みも尽きないですよね

介護職だけでなく仕事に家庭のごたごたを持ち込んでしまうのは良くない…

だから、イライラしていても、凹んでいてもそれを出さずに

働かないといけないって思いますよね

でも介護職だって人間です。

今日はもう仕事したくない とか

誰かに助けを求めたい時もあります

そんな時も現場に入ればご利用者に気を使わせてはいけない

いつもと変わらず元気なふりをしないと…頑張らないと…


仕事だから当たり前という意見も多いと思います


私もそう思います

でも100%普段通りにはできません

しなくてもいい

だって普段よりあなたのメンタルが弱っているのだから…

全てを押し殺して明るくするのは難しい

だから少し弱ってる所を声に出すのもいいのではないでしょうか

ご利用者さんは私たちの人生の先輩です

何気なく「今日喧嘩しちゃって…」って言っても

ご利用者さん聞いてくれますよ!

多分声に出さなくても感じてくれてますよ

「大変ね」「頑張って」なんて

言ってくれたり「私もね…」って昔の苦労話聞かせてくれたり

良い方法とは言えないかもしれませんが

私はこうしてご利用者の皆様に

ずっと支えてもらっていました

人に話と気分が少し楽になったり

気分が切り替えられたり

ずっと思っていることを心に押し込めて仕事をするより

少しでも早く前向きになれます

そんな方法もいいんじゃないですか?

「いつでも話に来たらいいからね」「私が聞いてあげるから」

と言ってもらったこともあります

そんな時って普段は私たちがお世話させてもらっているのに

ご利用者さんが すごく頼りになる素敵な存在になりました

私も最初は仕事だからプロだからなんて背伸びしていたけど

「あんたの応援してあげるわ」「そんな話私にしてくれるの!」

「まだまだ若い子から頼ってもらえるんやな」

って笑顔でご利用者さんに言われました

そんな経験から私はご利用者さんのお手伝いをするだけでなく

頼る事の大切さを学び、実感しました
ご利用者さんに限らず、人に頼られるって

嬉しいですよね

頑張らないとって頼られた方も元気になりますよね

悩みを話するだけではないですが、ご利用者さんに頼るって

その人の存在、その人がそこにいる意味を表す方法なのかもしれない

だから我慢してイライラして嫌な自分になる前に

弱い部分を誰かに見せてもいいと思います

そうすれば自然とあなたにも優しい笑顔が戻ってくると思います


ネガティブな要素を否定するのではなく、それを認めることで

人間としても幅が広がり、心の感性が磨かれるのではないでしょうか

介護士に必要なのは「心の感性」

それが磨かれるほど利用者の

些細な気持ちや心の状況を感じられるのではないでしょうか

ご利用者さんはそんな介護士を望まれているのだと思います


一人で抱え込まず声に出す事が

あなたの心のケアに一番必要です


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