こんにちは。あずまひろです!
今日も授業をしていたのですが、そのときに生徒さんに話したことをシェアします。
「いつも問題集で解けているレベルの問題が、試験(本番や模試)だと急に難しく感じちゃうのはなぜか」
という話。
みなさん、覚えがありませんか?
問題集をやりこみすぎて覚えちゃってるから解ける気になってる…というパターンもありますが、それはちょっと置いといて。
私は主に3つの理由があると考えています。
① 時間制限
② 見出し効果
③ 情報密度の違い
それぞれについて説明していきますね。
① 時間制限
これはまぁ、当たり前っちゃ当たり前の話。
普段、家で問題を解くときは時間無制限でじっくり考えますよね?
むしろ初めてやる範囲を勉強する際には、そういう姿勢の方が良いと思います。
考えるのをあきらめてすぐ解答を見てしまうと、なかなか思考力がつきませんので。
しかし、試験本番は時間無制限というわけもいかず。
リミットが設定されているだけで、妙に焦ったり、ケアレスミスをしてしまう。
結果、難しく感じてしまうものです。
これに対する対策としては
「あわてて他の問題にあれこれ目移りするよりも、一度手をつけた問題を解けるだけ解く」
というマインドセットが良いと思います。
脳がその問題に馴染んでいる(=問題の概要が把握できている)うちに解けるだけ解いて、部分点などを狙う。
他の問題にフラフラ行ってしまうと、1から情報を入れ直すので時間がかかり、結局単位時間あたりの得点効率が下がってしまうこともあります。
もちろん、さっぱり歯が立たないという問題なら、深入りせずにさっさと他の問題に行くのも大事。
要は時間効率の良い行動をとりましょう、ということです。
本番での時間はどの受験生にも平等に与えられますから。
行けそうな問題なら、焦らずに粘る。
わからないときはスッパリ諦めて、取れそうな問題を探す。
「単位時間あたり得点率」が最大化するように、うまく立ち回りましょう。
(つづく)