人生で嵐の時期を乗り越えるには。

記事
学び
皆さんは、今まで生きてきた中で、
心に残っているアドバイスはありますか?

私はあります。

たくさん大切にしている言葉はあるのですが、
一番記憶に残っているものは2つあります。

どちらも大学の教授からのもので、
一つはゼミの先生に
「あなたはもっとのんびり生きる方が性に合っているよ」
と言われたこと。

これは今になって、つくづくそうだなと思える言葉で、この教授は私のことをよく見ててくれたのだな、と思います。

そしてもう一つは、
いろんなトラブルが重なって精神的に参ってしまったときに、
研究会(教授主導のサークル活動のようなもの)の先生に言われた言葉です。

「海にいる魚たちは、嵐の時にはどうしているか?
嵐が来て海が荒れているとき、
魚たちは岩陰にひそんでじっと身を潜めている。

これは人生でも言えることで、
なにか大きな嵐と言える出来事が人生で起きた時、
身の回りでは暴風が吹き荒れているかもしれないが、
藻掻かず、事態を改善させようと下手に動かず、
安心できる場所でゆっくり休みなさい。
そういう時は、外に出てはいけない。

嵐のような大きな流れというのは自分一人ではどうにかできない。
けれども、いつまでも続くものではない。

そうやって、自分が安全だと思える場所で、
じっと時が過ぎるのを待っていると、
いつの間にか嵐は過ぎ去っていて、
外に出てみると、
あんなに荒れていた世界は平穏を取り戻していて、
青空さえも見えていることがある。」

この言葉は当時の私にはよく理解できていませんでしたが、
その当時、分からないなりにも確かに響いて、
今でも大切にしている言葉です。

人生が変化するときは、
いつでも身近に大切な言葉があります。

その言葉の力に、新たな視点を与えてもらい、慰められ、
生きる中での軸となる力をもらい、
前を向いて進んでいく勇気をもらえる。

皆さんにとって、何か少しでも響くような言葉を、
私自身も綴っていきたいなと思います。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す