他人のために行動したい人のバランスのとり方

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先日、こんな話をされました。

「他人のことを思っている時間、考えている時間と同じだけ、
自分のことを思っている時間、自分のことを考える時間を取る。
片方に寄らず、中間を目指すのが精神安定のためのコツで、
バランスを取ることだ。」

私は他人の役に立ちたい、他人のために動きたいという欲求が強く、
友人や家族、周りの人たち、仕事で付き合いのある方たちが笑ってくれたら私も嬉しい、と思って行動するタイプです。

仕事での反省、人付き合いでの悩みなど
あんなこと言わなきゃよかった、あれはうまくいかなかった、
もっといい方法があったんじゃないか、深入りしすぎた、
常に過去の自分で考える悪手がぐるぐると回り、
精神が不安定になることも多いです。

そんな私の様子を見て、もらったのが上記のアドバイス。

バランスを取る。
バランスが大切、って、よく言いますよね。
でも、具体的にバランスを取る、とは、どうしたらいいのか、
私自身はっきりと分かっていませんでした。

他人の事を考える時間と同じくらい、
自分のことも考える時間も取る。

そのアドバイスを念頭に置いて行動すると、
どれだけ自分が自分のことに目を向けず、鈍感に生きているのかが実感させられます。

例えば、体一つとっても、
そういえば肩が凝っているから動かそう、とか。
頭がかすかに痛かった、とか。

ぐるぐる悩み始めると、
「今、他人の方に意識が偏っている」
ということにはっと気づかされて、
不安定な思考を意図的に立て直せるできるようになってきました。

自分に心や体に目を向ける時間を取る、というと、
最近少しずつ注目されている、
瞑想、マインドフルネスを思い浮かべる方もいるかもしれません。

でもそれだけではなく、
自分のことを考える時間や、自分の体調や心を観察する時間を作ることが、
自分を大切にすることなのだな、と思わされました。
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