自分に優しくするって、こういうこと。

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コラム
私はココナラで悩み相談・心理セラピーを承っております。
中には、いっぱいいっぱいの中で踏ん張っている方も。


今は無理しない方が良いな、と感じた場合は、
「自分に優しくしましょう♪」
とお伝えします。


ところが、「自分に優しく」って難しい。
悩まれている方は、自分に厳しい方が多い。
そもそも自分に優しいならば、
そんなに落ち込む必要もなかったりします。


また、「自分に優しくってどういうことだろう?」
と分からなかったりする方もいらっしゃると思います。


自分に優しく。
ここを私なりの言葉でご説明しようと思います。
生き方が不器用だった私も、ずっと生きやすくなりました。


***


例えば、目標に全然たどり着けなかったとします。
自分が思っていた成果が出なかった。
失敗したと思う箇所もある。

反省は大事です。
あの点がいけなかったんだな、次はこうしてみよう。
するとこうなって、ずっと上手くいくかもしれない。
こんな風に、ステップアップへの道も見えてきます。

脳科学者はこう言っています。
「反省した日の夜、睡眠中に脳は同じ失敗を繰り返さないように記憶を整理し、思考回路を育てている。
なので失敗することは脳を鍛えるに良いことなのです。
決して人のせいにはせず、正しく反省をしましょう。
失敗したら大いに喜びながら反省しましょう」と。

でも「こんな自分は駄目だ、情けない」
と思うのは自分に優しくない。
自分を責めるのは、自分を虐めていることです。
後悔に圧されると、頑張ったことの印象が薄くなります。
一生懸命だった自分が可愛そうですね。
頑張った自分を認めながら反省をしましょう。
自分を責め立てずとも、それで充分なのです。

ダメだ私なんて…
こんな風に考えてしまった時は、
「あ、自分に優しくない考えだ。やめよう。」
と気持ちを切り替えましょう。
自分へのいじめ、ダメ、絶対。


「あの人は出来ているのに、私は出来ていない。」
このように人と比べて自分を見下すのも、優しくない。
出来ていない自分にも、成長してきた部分が全くないとは言えませんよね。
他者が歩まなかった道を歩き、自分だけが感じ知り得たこともある。
回り道だったとしても、その道で見つけた宝物もあったのではないでしょうか。
比べて自分を否定しない…自分に優しいことです。


「今日は運動出来そうだけど、ちょっとやる気ないな。
自分に優しくしてやめとこう。」
これ、本当は自分に優しくない。
出来そうと感じている自分を抑え込んでしまっています。
せっかく自分が起こした気持ち、汲んであげましょ♪
やる気はやり出してから湧いてくる感情です。

「今日は体調が良くないし、運動することが重荷だな、やめとこう。」
これは優しいですね。
自分の調子を把握し、冷静に判断する。
無理は禁物。
明日につなげるために、今は休む。


「あの人、気に入らないから困らせよう。」
これも自分に優しくない。
人に嫌な気分を与えた時、サイコパスでない限り、
必ず自分も負の感情を抱きます。
怒りだったり、憎しみだったり。
気に入らないなら、普通に接する。
わざわざ嫌な人のために、心を荒立てる必要はないわけです。


「自分の感情を傷つけられた。同じように傷つけたい。」
と思ったとします。
傷付ける…という行為を自分は本当にしたいのでしょうか。
されて嫌だったことを自分がして、気分が良くなるのでしょうか。
その後に、自分への嫌悪感を抱くようにならないでしょうか?
少しでも、こんな自分は嫌だと思うなら…
自分に優しくない行動となります。


少し無理をしなければいけない場面。
これを乗り越えることで、自信がもてるかも知れません。
自信が増すと、前進する活力になる。
無理をすることが自分に優しいこともあります。

けれども、無理をしたら負担が大きいように感じる時。
ペース配分を落とすことが、自分に優しいと言えます。
この辺の感覚は、経験で身につくかも知れません。
また、大きな負担を感じたら他者を頼りましょう。
ひとりで何とかしようと思うと、自分に厳しくなっていきます。


生き辛いなと感じた時は、
自分のひとつひとつの行動や思考に、
「これは自分に優しいことかな?」
と考えてみるのも生き辛さ軽減の良い対策となります。


自分に対してネガティブな感情を持った時、
「いや、別の角度から見るとポジティブな面もあるのではないか。」
考え方を変えると、見え方も変わります。
自分を認めることが出来るということは、
自分に優しいことですよね^^


どうしても自分のここはダメだと感じてしまうなら、
「好きな自分像」を想像してみる。
こんな時、「好きな自分」だったらどうするだろう?
私はこのことを意識して生活するようにしました。
すると自分の行動に後悔をすることが少なくなり、
自分に優しくなれました。


なりたい自分がわかると、方向性が見えてくる。
方向性が見えると、自分への優しさも見えてくる。

例えば「裏表のない人間になりたい。」と
自分自身で望んでいることがわかる。

すると、陰口に参加しなくなるでしょう。
表面上での良い顔をすることも少なくなり、
人付き合いの疲労もグッと減る。
こころを楽にするにも「自分に優しく」は役立ちます。
その時は、相棒に〝変わることを恐れぬ勇気〟を。
〝自分がどう行動するかは自分で決める!〟という決意を。
他者の目を気にするあまり、自分を嫌いになる。
人に嫌われるよりずっと辛いことです。
自分に優しくないことですよね。


ただし「優しさ」とは甘やかすことではなく、
より良く生きるためのものです。
幸せになるためのものです。
他者への優しさと同じく。


ご自分を慈しみ、受け入れ、価値を実感してください。
その上で成長を目指す。
素敵な未来への近道です♪



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