ココナラ活用塾vol.66【トラブルに発展するリスクのある購入者を事前に見極めるコツ】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

めんどくさい購入者、クレーマー気質の購入者、ヤバイ購入者……

ココナラには色々な購入者さんがいます。

これまで3,000件以上の依頼を受けてきた私の肌感覚だと、ほとんどが良識ある素敵な購入者さんたちで、ストレスなくお仕事させていただき、ハッピーなお取引になります。

ただ……

いらっしゃるんだなぁ、一定数、
面倒な購入者さんが……(涙)

人間ですから、色んな人がいて当たり前で。

ココナラで検索すると、出品者側も「ヤバイ出品者」とか出てきますしね、連絡つかなくなったとか、納品されたデータのクオリティがサンプルと全然違ってたとか……
出品者にも、購入者にも、いろーんな人がいる、ということで(苦笑)

今回は、善良かつ真面目な出品者の皆さんに向けて、厄介な購入者さんを事前に見極めるコツをまとめました。この記事を読んでいただき、「危険察知センサー」が発動したら、そのユーザーからの依頼は断ることでトラブルを未然に回避してください。

<トラブルになりがちな購入者の7つの特徴>

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まず、トラブルになりがちなユーザーの特徴を箇条書きでまとめます。

・やりとりが乱暴(挨拶などがない・言葉遣いが悪い)
・返信が遅い/ない(内容についても)
・短い文章を五月雨式に送ってくる
・サービス説明に書いてあることを質問してくる
・依頼内容がまるで分からない
・「購入にあたってのお願い」や「見積もりに必要な情報」を全無視
・聞いていることに答えてくれない

これだけ並べても「やば~・・・」というのが伝わると思うのですが、実例も交えて少し詳しく補足していきましょうか。

① やりとりが乱暴(挨拶などがない・言葉遣いが悪い)

基本的な挨拶ができなかったり、言葉遣いが悪い方は、超キケンです。
ここで言う挨拶は、「こんにちは」「さようなら」という一般的な挨拶というよりも「よろしくお願いします」や「ありがとう」などのイメージです。

「はじめまして。○○です。(要件)よろしくお願いします」
「お世話になっております。ご返信いただき、ありがとうございます。(要件)よろしくお願いします」

など、一連の挨拶ができる方は良識があると判断して大丈夫ですが、中には「ただ丁寧なだけでやりとりの内容はめっちゃ面倒くさい」タイプの方もいるので、他の特徴もチェックしましょう。

言葉遣いについては、例えば出品者から「○○は、○○でよろしいでしょうか」と聞いたメッセージに対し「それで」だけ返信する、といった方が稀にいます。滅多にお目にかかれませんが、即逃げ案件です。

② 返信が遅い/ない(内容についても)

返信が異常に遅かったり、こちらから催促しないと返信が無い、というタイプの方もトラブルメーカーになる可能性があります。

例えば、問い合わせが来て、出品者から何点か確認事項を送ったところ、音沙汰無し……
で、忘れた頃に返信があり、それについて追加の質問を送ると、また音沙汰無し……
こちらから「どうなってますかー?」と聞いて、既読になっても、無視。
で、数週間後に「例の件、お願いします」だけ送られてくる……

みたいな方、実際に何名か遭遇しています。
この手の方は、取引になっても変わらず返信が遅かったり無かったりして、トラブルに発展するリスクが非常に高いため、超要注意です!

そして、この「返信が無い」は内容についても言えることです。

こちらから質問したことを無視して、全然関係ないことを返信してくる方や、複数質問した際に回答漏れがある方など、メッセージのキャッチボールができない方もトラブルメーカー、ストレスメーカーになる可能性が高いです。

③ 短い文章を五月雨式に送ってくる

個人的には、この「短文五月雨式」のメッセージを送る方の気が知れないのですが、1つのメッセージにまとめずに、1行、2行のメッセージを立て続けに送ってくる方がいらっしゃいます。
納期は1週間以内がいいです。
納品形式はどうなりますか?
質問の答えです
紹介してほしい商品はA美容液のみです。
A美容液は、タレントの○○さんも愛用と入れてください。
価格のところは削除で
これが、立て続けに送られてくる……みたいなイメージです。

この手の方は、自分で考えを整理してまとめるのが苦手なイメージがあるので、意思疎通に苦労してトラブルに発展するケースがあります。

④ サービス説明に書いてあることを質問してくる

サービスページ読んで!!
という質問をしてくる方も要注意です。

中には「見落としていました!」というケースもあるので、全員が全員ではないのですが、明らかに「目も通してないだろ」という質問を送ってくる方がいます。
料金案内を無視してとんでもない予算を提示してくる方も、このタイプで要注意人物となります。

⑤ 依頼内容がまるで分からない

問い合わせや、見積もり相談で送られてきた依頼内容がまったく分からない、という方も……いらっしゃるんですね~(涙)
例えば「自己紹介の文章を作ってほしいです」だけ、とか。
「私はあなたがどんな人か全く知らないし、何に使う自己紹介で、どういう内容にしたくて、誰が聞くもので、何分くらい喋るもので、ってのが分からないと見積もりすら出せないんですけどオォー(白目)」となります。
ここまでで黄色信号で、こちらから詳細を伺うことが多いですが、そのヒアリング内でのコミュニケーションも怪しいと赤信号になります。

⑥ 「購入にあたってのお願い」や「見積もりに必要な情報」を全無視

私のサービスで意外と多いのがこのタイプの方です。
「絶対に入力してね♡」と書いているのに、無視してしまう方があまりにも多いので、一応ちゃんとヒアリングするのですが、スムーズに進められるタイプの方と、こじれるタイプの方と、半々くらいかな……という肌感です。

⑦ 聞いていることに答えてくれない

これは「ココナラあるある」なのですが、
「Aにしますか? Bにしますか? どちらにいたしましょうか」
と聞いているのに
「それでお願いします!」
と返信がくる……(白目)
というように、こちらが聞いていることに答えてくださらない方も一定数いらっしゃいます。日本語テキストコミュニケーションが難しいと、取引がスムーズに進まないので要注意です。

<依頼を受けちゃダメ!な購入者を事前に見極めるコツ>

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上記の7つの特徴に当てはまるユーザーから依頼の相談を受けたら、辞退することをおすすめします。

……と、言っておきながら、わたくし、自ら地雷を踏み抜きにいく癖がありまして(え)、嫌な予感がしながらも、何度も依頼を受けてトラブルになったり、トラブルにはならなくてもとんでもねぇストレスを抱えたりすることが多々……
だからこそ、「受けなきゃよかったよほほほほ(涙)」という体験を重ねてきているので、ストレスフリーにお仕事したい方には「逃げてー!!」と伝えたいのです。

私はドMなので、自らトラブルに突っ込んでいくタイプということで、もの好きな方はそれでも良いとは思うのですが、心穏やかにココナラを楽しみたい方は、危険察知センサーを働かせてトラブルを事前回避してください。

見極めるコツとしては次の3つをご参照ください。

① 購入者評価をチェック!

アプリだとちょっと分かりにくいのですが、ユーザーからメッセージや見積もり相談が届くと、相手の「購入者評価」と「出品者評価」が見られます。

ブラウザの場合は、
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こんな感じでメッセージページ上部に表示されている「○○さんの実績/評価」という部分をクリック(タップ)すると、購入実績と販売実績、そして評価が見られます。

アプリの場合は、メッセージページの右上にある3点をタップすると「実績・評価をみる」というボタンが表示されるので、そこをタップすることで見られます。
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ここで必ず事前に評価を確認してみてください。

ブラウザもアプリも、購入者評価はプロフィールページからは確認できません!メッセージページから確認できるので、注意です!!
(私は慣れるまで何回かめっちゃ探しまくりました汗)

星5であれば安心して依頼を受けて良いのですが、星4.5を下回ってしまうと、ちょっと注意かな……という印象です。

ただ、出品者がなぜその評価をつけたのか、という点が分からないので、必ずしも購入者評価が低いからといって危険人物とも限りません。
例えば「返信が遅かったから星3」とした出品者がいたとして、あなた自身が気にならなければ、それは問題にはなりませんよね? 個人的にはその「理由」が知りたいのですが、現状(2023年10月)のココナラでは分からない仕様なので、仕方ありません。

星が低くても、事前にメッセージでやり取りしてみて問題なさそうなら、受けるかどうかはご自身で判断すれば良いと思います。

個人的には、星4.5以上であれば、トラブルなく、ストレスなく、お取引を進められた方がほとんどだったかな、という印象です。
やはり星4.5を下回っている方に関しては、実際依頼を受けると「ああ……(察し)」となることが多かったので、ご参考までに……

② 事前にコミュニケーションを取ってみる

私自身も意識してやっているのですが、「見積もり・カスタマイズの相談」が届いたときに、いきなり「提案」をするのではなく、一旦「質問する」からメッセージを送ってコミュニケーションを取ってみてください。

内容としては、相談内容に関する質問や確認事項でも良いですし、特にそういったことがなければ「オプションの案内(押し売りではなく、つけなくて良いってことでOK?みたいな確認のイメージ)」や「値引き案内(出品者にとってありがたい条件をつけて、それに承諾してもらえれば100円とか少しだけお安くしますよ~、みたいな)」を送ってみてください。

その返事に、相手の人となりが滲み出てくるので、やりとりしてみて危険察知センサーが反応するかどうか、見極めてみてください。

見積もり相談時点では、購入者の方にとって出品者の存在は「実感のないもの」です。だから、無機質な文章や、乱暴な内容で送ってくるという方もいます。(まぁそういう方はその時点で黄色信号なんですけどね……)

それが、出品者からメッセージが届くことで、はじめて「出品者という人間」とのコミュニケーションが発生します。そこで初めて「人と人のやりとり」が生まれて、それぞれの人間性が浮き彫りになってくるので、事前コミュニケーションは必須と言っても過言ではないほど重要です。

③ 直感を信じて!

最後に、こればかりは、非科学的なものですが……

直感、めちゃくちゃ大事です!

「なんか嫌な予感がする」
「なんかめんどくさいニオイがする」
「なんかウマが合わなそう」
「なんか上から目線だなぁ」
「なんか……う~ん……」

という、直感、まーじーでー大事です!

私は上述した通りドMなので、直感が働いてもそのまま依頼を受けて自らの首を絞めるのですが、大体直感は当たっています。
嫌な予感、無視しないでください!

<依頼を受けてしまってトラブルに発展してしまったら……>

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もし、厄介な購入者からの依頼を受けてしまってトラブルに発展してしまったら……
というのは、また別の機会で記事にしますね。
(もう力尽きました(笑))

ひとつ、ポイントとしてお伝えできるのは
「もうイヤ~!」と思ったら、さっさとキャンセルして全額返しちゃいましょ!ということです。
嫌な相手とずっと関係を続けると、心がすり減っていくので、お金は惜しいかもしれませんが、切ってしまうのが得策です。

とはいえ高額案件は悩ましいですよね。
もし、「いや、そうは言っても、この金だけは……手に入れてぇんだ……」という状況でしたら、もう「無」になって対応しましょう。感情を一切捨てて、ロボットのように、対応することで乗り切ってください(> <)

詳しいトラブル対処法は、また別の機会で……!

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
「ココナラ活用塾」では、皆さんの「これってどうしてる?」や「こんなところで苦労しているんだけど…」といったお困りごとを少しでも解消できるよう、不定期でお役立ち情報を発信しています。

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