ココナラ活用塾vol.53【ココナラ出品者あるある!?やりがちなミス10選と予防法】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

今回は、ココナラ出品者が一度は経験したことがある!?「やりがちミス10選」をお届けします。
私も何回かやらかしたことがございまして、穴を掘ってでも入りたい気持ちに襲われ、猛省しました。

予防法、対処法もまとめましたので、もし「やらかした!」という窮地に陥ったら参考にしてください。

<1.購入者の名前(ユーザー名)を間違える>

これは痛恨のミスですが、やりがちなミスでもあります。
特に漢字の勘違いや打ち間違いは、私も何度か……(汗)

私は必ずメッセージの頭に「〇〇様」とユーザー名かお名前を入力しているので、勘違いしたまま送り続けて「あの……私は〇〇ではなく△△なのです」とご指摘いただくことも……

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名前やユーザー名のミスは、コピペで防ぐことができます。

ココナラでは、2022年8月現在、アプリにおいては「@」をタップすると相手のユーザー名を自動入力する仕様となっていますが、ブラウザ版にはこの機能がついていません。
そのため、相手方の名前(ユーザー名)は手動で入力しなければなりません。この際には、簡単な名前(ユーザー名)であっても手入力ではなく「コピー&ペースト」で入力することで、勘違いや打ち間違いを防げます。

ユーザー名は「sunflower0802」でも、問い合わせの時点で「鈴木花子と申します」と本名を名乗ってくださるお客様もいらっしゃいます。このようなケースでは、ユーザー名ではなく本名でお呼びするのがマナーです。
アプリで「@」を使っても入力されるのはユーザー名になりますので、本名を打ちたい時にはどうしても手入力となります。

「鈴木」くらいなら間違えなさそうですが、「高橋」と「髙橋」や「渡辺・渡邉・渡邊・渡部」など紛らわしい漢字もあります。また、簡単な漢字でも勘違いしてしまう可能性もあるため、手打ちではなくお相手の方から送られてきたお名前をコピー&ペーストするのがもっとも確実です。

それでも、お相手の方の名前を間違えてしまった時は……

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もう、誠心誠意謝るしかありません。
「大変申し訳ございませんでした」と送り、その後は二度と間違えないように気をつけましょう。

<2.データの添付を忘れる>

これも「あるある」ですね。
メッセージを送ってから「あ!!!!」と気付いて、慌てて「申し訳ございません!データ添付を失念してしまっておりました!」というコメントと共にデータを送ったことは数知れず……

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予防策としては、メッセージを打つ前にデータを添付してしまう、というのが確実です。
先にメッセージを入力し、色々説明したり案内したりしているうちに、すっかりデータ添付を忘れて「よし!打ち終わった!送信!!」とボタンを押してしまうのが、このミスの一因です。

データを送信する際には、まず添付してからメッセージ本文を入力することで、ある程度は防ぐことができます。

それでも添付を忘れてしまったときは……

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「状況に応じて」というのは、添付を忘れたメッセージの内容(ボリューム)や、時間帯によって変わってくることを意味します。
「あ!添付忘れた!」と気付いて、すぐに「すみません!添付を忘れてしまったのでお送りします!」というメッセージと共にデータを送るという対処でもちろん大丈夫なのですが、少しヴァリエーションを持たせてみますね。

☆しれっとバージョン
添付を忘れたメッセージの次のメッセージで
「こちらが添付データとなります。ご確認ください」
と、さも最初から2通に分けて送るつもりだったというように、しれっとごまかします。

これは、
・添付を忘れたメッセージの本文が割と長いとき(データの説明や案内が長い)
・時間帯が深夜や早朝ではない常識的な時間帯のとき
におすすめです。

☆ちゃんと謝るバージョン
添付を忘れたメッセージの次のメッセージで
「大変申し訳ございません。先ほどのメッセージへのデータ添付を失念しておりました。こちらがデータでございます。ご確認くださいませ」
と、丁寧に詫びを入れてからデータ添付のメッセージを送る旨を伝えます。

これは、
・添付を忘れたメッセージの本文が「データをお送りします」などの短い内容で、データの説明や案内がほとんどないとき
・時間帯が深夜や早朝など、常識的な時間帯から外れるとき
におすすめです。

ちなみに、時間帯が深夜や早朝になる場合は
「夜分遅くに続けてのご連絡となり、失礼いたします」や「早朝より続けてのご連絡、失礼いたします」など、気遣いのひと言を入れるとなお良いでしょう。

<3.誤ったデータを送る>

お客様に誤ったデータを送ってしまう……これはかなりまずいミスですね。
「誤ったデータ」の種類にもよりますが、他のお客様に送るはずだったデータを送ってしまうのは絶対にやってはいけない重大なミスです。

例えば、何回かデータのやりとりをしている中で、以前送った古いデータを送ってしまった場合は、それほど問題ではないため「すみません、誤って古いデータを送ってしまいました」とか「誤って編集前のデータを送ってしまいました」とお伝えして正しいデータを送ればOKです。

ここでは、ヤバイ方の「他のお客様に送るはずだったデータ」の誤送信について予防法と対処法を解説します。

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基本的なことですが、データは「顧客(購入者)別のフォルダ」を作って管理しましょう。例えば「ライティング」というフォルダを作って、そこに複数の案件のワードデータを入れて管理すると、うっかり他の顧客のデータを選択してしまう危険があります。

「ライティング」フォルダの中にさらに顧客別のフォルダを作ることで、同じフォルダ内に複数の顧客のデータが混在しなくなります。仮に誤ったデータを選択したとしても、それは同じ顧客に関するデータとなるため、重大なミスとはなりません。

もし、万が一、この重大なミスをしでかしてしまったら……

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即刻お客様に謝罪の連絡を入れ、誤って送ってしまったデータをDLしないでもらうこと、もししてしまっていたら消去してもらうことをお願いしましょう。

メッセージ例

〇〇様
大変申し訳ございません。先ほど、〇〇様に他のお客様に送るはずだったデータを誤って送ってしまいました。当方のミスでご迷惑をおかけしてしまい恐れ入りますが、まだダウンロードしていない場合は決してダウンロードなさらないようお願い申し上げます。既にダウンロードしてしまったという場合は、早急にデータの消去をお願いいたします。
お手間おかけしてしまい申し訳ございませんが、なにとぞご理解、ご協力のほど、お願い申し上げます。
この、誤送信してしまったデータが、絶対に第三者に見られてはならないものだった場合は、トークルームのキャンセルリクエストを送り、データ送信履歴も確認できないようにするのがベターでしょう。

この場合は、こんな感じで打診してみてください。
大変申し訳ございません。先ほど、〇〇様に他のお客様に送るはずだったデータを誤って送ってしまいました。当方のミスでご迷惑をおかけしてしまい恐れ入りますが、個人情報保護の観点より、当トークルームをキャンセルとし、データ送受信を確認できないようにする必要があるものと判断いたしました。
つきましては、〇〇様にはお手数おかけいたしますが、新しいトークルームへと移行させていただきたくお願い申し上げます。

この後こちらから改めて〇円(せめてものお詫びでちょっと値引いてください!)にてお見積りをお送りしますので、そちらをご購入ください。
その後、私からこのトークルームのキャンセルリクエストをお送りしますので「合意」をご選択ください。その際の理由として「別のサービスに振り替えすることになった」を選択するために一時的に重複購入状態を作り出さなければならないため、先にお見積りをご購入いただく必要がございます。
なお、誤ってお送りしてしまったデータを既にダウンロードしてしまわれた場合は、早急にデータの消去をお願いいたします。

お手間おかけしてしまい、心よりお詫び申し上げます。なにとぞご理解、ご協力のほど、お願い申し上げます。
しかし……第三者にデータが送られてしまったというのは相当ヤバイ状況ですので、こんなミスは絶対にしないよう細心の注意を払ってくださいね。

<4.メッセージの誤字脱字>

メッセージの誤字脱字も「あるある」ですね。
私もライターにもかかわらず、よくやらかします。特にスマホで打っているときはよく間違えて、あとで読み返して「ありゃりゃ、恥ずかしい……」と凹みます。

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予防法はコレに尽きます。

しかし、忙しいときや時間がないときは、読み返す余裕がなくてミスったまま送ってしまうんですよね……
「あ!ミスった!」と思ったら……

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私はこのどちらかに当てはまれば訂正のメッセージを送るようにしています。

「あ、誤字だな」とか「ここ変換ミスだな」とか、そんな風に気付いて正しい意味がわかるケースもありますよね。それこそ「返還ミス」とか「五時脱字」とか……。
そういう場合には、お相手の方から返事が届く前に気付いたときだけ訂正のメッセージを送ります。
でも、相手の方から返信が来たのに、その前に送ったメッセージの誤字脱字をほじくり返してまで訂正はしません。心の中で謝ります。

ただ、誤字脱字によって意味が汲めない文章になってしまっている場合は、相手の方からの返信の有無に関わらず訂正するようにしています。

<5.テンプレート文章が相手の状況などに合っていない>

ココナラには便利なメッセージテンプレート機能がありますが、これが相手の状況に合っていないままで送ってしまうと、相手の方は「ん?」と思ったり不快に思ったりする可能性があります。

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これも、メッセージの誤字脱字と同じく、送信前にちゃんと読み返すことで「あ、これはこのユーザーさんには合わないな」というのに気付けます。
もしフライング気味に送ってしまい、あとで「あちゃー!この文章は適してなかった!」と気付いたら……

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テンプレートのメッセージって、あまり良いイメージが無いかもしれませんが、嘘をついても仕方ないので正直に「テンプレートだった」と伝えましょう。
あるいは「誤ってテンプレート呼び出しボタンをタップしてしまい、そのまま誤操作でメッセージを送信してしまいました」とか、そんな言い分でセルフフォローしても良いかもしれません。

<6.テンプレメッセージの変更部分を変え忘れる>

これは「5」のミスとほぼ同じですね。
テンプレートの中に「〇〇様」とか「〇〇の場合は」とか、変更部分を入れている場合は、ここを必ず入力しなければならないわけですが、それを変え忘れて送ってしまうミスです。

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はい、これも同じくです。

もう多くは語りません。

もしやってしまった場合は……(私は過去に1回だけやらかしました……)

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はい、これも「5」と同じですね。
テンプレを入れたと正直に伝えて、ミスしたことについては素直に謝りましょう。

<7.コピペによる悲劇>

これも、テンプレートと似ていますが、同じようなメッセージを複数のお客様に送るのに、メッセージをコピーしてペーストし、お名前や必要箇所だけ編集しようとして、変更を忘れるミスです。
お客様のお名前や、案件名など、間違えてはならない部分を間違えると悲劇です。

私は以前、
山田様

鈴木様

お世話になっております。
(本文)
的なミスをしたことがあります。

山田様宛のメッセージをコピペして、山田様部分を消したつもりが残っていて、こんなメッセージになってしまいました。反省。

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しつこいですね、いいかげん(笑)
でも、大事です。本当に、メッセージの読み返しは大事。
焦って送っちゃうのが一番ダメなんですよね。まぁ、よくやっちゃうんですが……。

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このタイプのミスは「コピペで……」という点については自らわざわざ触れにいく必要はありません。「メッセージに誤りがございました」という点だけ伝えて、謝罪の上訂正しましょう。

<8.納品物の間違い(ミス・お客様の要望が反映されていない)>

納品するデータにミスがあるのも、「あるある」といえば「あるある」かな、と思います。
お客様からのリクエストの一部を反映し忘れていたり、ライティングの場合は誤字脱字、作曲の場合は音の間違いや臨時記号の入力忘れなど、カテゴリごとに色々あるでしょう。

出品者としては、ミスのない納品物を送ることは非常に大切ですが、それでも人間ですから、ミスはするものです。私もお恥ずかしながら何度もやらかしております……

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もうね、これはね、これだけです、はい。
とにかく、確認第一で!

その「確認」というのは、納品物の見返しだけでなく、お客様のご要望や要件の確認も含みます。「この内容で間違いないかな?この納品データに誤りはないかな?」とよくチェックしてから納品しましょう。

それでも、ミスはします。人間だもの。

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もし、納品したデータのミスをお客様に指摘いただいたら、素直に謝って速やかに修正しましょう。

ただ、ここで気をつけなければならないのが「自分のミスならば無条件で謝り速やかに修正」で正解なのですが「え!?そんなこと聞いてないよ」とか「それって追加要望じゃない?」という「さも修正依頼のように追加要望を出してくる」購入者さんです。そういったお客様に遭遇した場合は、なんでもかんでも無条件に引き受けず「それは聞いておりません」「それは修正ではなく追加のご要望になります」と毅然とした対応を心がけましょう。

<9.連絡し忘れる>

お客様への連絡を忘れてしまった……!
これは、私はしたことがないことですが、意外と「あるある」らしく……(ココナラの交流会などで耳にしたところによると)

ココナラって、タスク管理がしやすいようで地味に分かりにくいんですよね……

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いつどのお客様にどのような連絡を入れなければならないのか、ココナラのサイトだけでは少し分かりにくいため、スマホのタスクアプリやアラート機能を駆使して忘れないように工夫しましょう。
そして、ココナラの取引管理画面は、毎日最低1回は「全案件」チェックしましょう。

万一お客様への連絡を忘れてしまい、約束を過ぎてしまったら……

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ただ謝るだけでなく、値引き(一部返金機能がついていないので面倒ですが……)やサービスの追加などで、お詫びの気持ちを真摯に表しましょう。

<10.評価関係でやらかす(誤字脱字・操作ミスで意図しない星をつける)>

評価は基本的に修正できません。
そこで誤字脱字をやらかしたり、操作ミスで意図しない評価をつけてしまったりする、というのもありがちなミスです。

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予防法としては、メッセージのときと同じく「とにかく確認する」しかないのですが、ひとつ、スマホ入力よりもパソコン入力の方が安心できるというポイントがあります。

パソコンで評価を入れると「確認する」ボタンを押してから「送信」となります。しかし、スマホで入力するとこのワンクッションが省かれてしまうため誤操作で「あっ……!」ということが起こり得ます。

私も一度、スマホで評価入力をしていたときに子どもの体当たりをくらった瞬間「送信」してしまい、手が滑って「星5」のつもりが「星4」になってしまって青ざめたことがありました。

このようにミス入力してしまったら……

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一応、ココナラさんに要請すれば対処してくれます。
原則評価は修正・削除ができないのですが、評価した本人が「ミスった!!ごめんなさい!!!」と伝えると削除してくれる”ことが”あります。
やっちまった!というときはダメもとで相談してみてください。

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
「ココナラ活用塾」では、皆さんの「これってどうしてる?」や「こんなところで苦労しているんだけど…」といったお困りごとを少しでも解消できるよう、隔週ペースでお役立ち情報を発信しています。

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