ココナラ活用塾vol.44【購入者評価は本音でつけていいの?忖度すべき?低評価をつけたい……】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

ココナラの評価システムが変わって大分経ちましたが、出品者の皆さんはもう慣れましたか?

新システムになってから、相互評価がより公正にできるようになりました。
今回は、新評価システムと購入者評価について、最近の私の思うところをまとめてみました。

<何がどう変わった?新評価システム>

ココナラでは2021年の11月に評価システムが変わりました。
評価ができるようになるタイミングとか、色々細かく変わったのですが、超ざっくりと……
(旧)
・評価がついたらすぐ公開
・評価をつける期限は無し
(新)
・相互評価が完了して初めて公開/片方のみの評価の場合は10日経過すると公開
・評価期限(10日)を過ぎると評価できなくなる
こんな変化がありました。

購入者が先に評価すると、出品者に「○○さんが評価しました」という通知だけが届き、評価の内容は確認できない状態となります。この状態で、出品者が購入者評価をすると、双方の評価が公開され、互いに確認できるようになります。
購入者と出品者が逆になっても同じです。

これまでは、どちらかが評価すれば、その評価内容はすぐに確認できました。
だから、その評価が低評価ならば相手に報復として低評価をつけることができたんです。逆に、先手を打って高評価をつければ、相手も気を遣って高評価をつけてくれる可能性が高まりました。

さらに、「正式な納品」承諾後(あるいは2回目の「正式な納品」後)10日が経過すると、評価がつけられなくなり、どちらかが評価した場合はその評価だけが公開されます。

これにより、自分が相手に評価をつけずにいたら低評価をつけられて、その仕返しに低評価をつけてやろうと思っても、もう評価をつけることそのものができなくなりました。

つまり……
新評価システムでは“相手の評価を見てから自分が評価することができなくなった”んです!

・自分が低評価をつけられたため、相手に報復の低評価をつける
・相手からの仕返しを恐れて本音の評価がつけられない
・先手を打って高評価をつけて相手に低評価をつけづらくさせる

といった「かけひき」が一切できなくなったことで、より公正、公平な「本音の評価」をつけやすくなりました。

<購入者評価は本音でつけていいの?>

前述の通り新評価システムになってから、より公正性、公平性が改善され、忖度のない本音の評価をつけやすくなりました。
それは購入者にとっても、出品者にとっても、です。

出品者にとって、自分の評価はサービスを売っていくために非常に重要な要素です。
そのため、購入者からの仕返しを恐れて購入者評価で低評価をつけることを恐れている方が多い印象でした。

でも、新システムになってからは、もう我慢しなくても良くなったんです!
報復を恐れる必要がなくなったので、本音で評価をつけて大丈夫です◎
今後取引をしないと決めた購入者さんであれば。←注目!

実際、私もこの新システムになってから初めて購入者さんに低評価をつけました。
それまでは、思うところのあった購入者さんには「評価をつけない」という方法で対応していたのですが、どうしても腹の虫がおさまらず、低評価とお説教コメントを届けてしまいました。

ドキドキしましたが、ちゃんと評価をつけられるようになって良かったな~と思いました。

<購入者評価で気を付けるべき新システムの落とし穴>

さて、先ほど「今後取引をしないと決めた購入者さんであれば」という意味深な言葉を付け加えました。

ココナラの新評価システムでは、忖度の無い本音の評価がつけやすくなりました。
しかし、注意しなければならない落とし穴があります。

[1.継続依頼を受ける可能性がある購入者への評価は配慮する]

出品者として、低評価をつけてきた購入者からの依頼を受けたくないと思うように、購入者もまた、低評価をつけてきた出品者にはもう依頼したくないと思うことでしょう。

星4以下の評価をつけるということは、何かしら苦労があったり嫌な思いをしたり、購入者にネガティブな感情を抱いているものと思います。

それでも「う~ん、このお客さんはちょっとやりにくいんだけど、いつも依頼してもらってありがたいし、今後も続けて依頼してもらえると有難いんだよな」と思っている方への評価は、配慮した方が良いと言えるでしょう。

私も、あまり大きい声では言えませんが、ちょっと思うところのあるリピーターのお客様が複数いらっしゃいます。しかし、「もう依頼してほしくない」とか「もう継続したくない」というほどではないので、いつも評価をつけていません。

[2.低評価をつけられる可能性がある購入者には先に評価を送らない]

これはどういうことかというと、トークルームでのやりとりで不穏な空気を感じ取ったケースです。なんとなく「上手くいってないなぁ」と感じることってありますよね?
「満足してないっぽい?」とか「う~ん……気難しい人だなぁ」とか「このままクローズしても低評価つけられるかも……」とか。

こういう取引って、少なからず購入者さん側にも「連絡が遅い」とか「言葉が足りなくて誤解を招く」とか「指示が曖昧で何をしてほしいか分からない」とか、そういった問題があったりするので、つい購入者評価で低評価をつけたくなってしまいます。

ただし、ココナラの新評価システムの特性上、自分から先に低評価を送ることはおすすめしません。

なぜなら、自分から購入者評価を送ると、相手には「評価が届きました」とだけ通知がいくわけです。どんな評価かは、自分が評価を入れないと確認できません。要するに宙ぶらりん状態です。

気になりません?
自分につけられた評価、気になりますよね?

もし、相手が「評価は面倒だからいいや」とか、「評価するまでもない(=満足していない)」とか、そんな感じで評価をつけていなかったとしたら、この「評価が届きました」通知がきっかけとなって評価することになるかもしれません。
そこで高評価をつけてくれれば良いのですが、低評価をつけられるリスクもあるわけです。

実際、私自身も思うところがあって「う~ん……」と思っていた購入者さんから評価が届いてしまい、その評価が低かったら流石に私も黙ってないぞ~?と思い、正直な評価をつけたことがありました。

この購入者さんが評価をつけなければ、私も評価をつけずに終わっていたので、出品者と購入者の立場が逆になっても、こういうことはあるんじゃないかと思います。

雉も鳴かずば撃たれまい……
触らぬ神に祟りなし……

自ら墓穴を掘ることの無いよう、気を付けましょう。

<私なりの「思うところのあった購入者」への評価のつけ方>

自分なりに新評価システムの中で色々やってみた結果、今はこんな感じで、ちょっと思うところのあった購入者さんの評価をつけています。

・ちょっと「う~ん」と思い、継続は無いかな、という購入者に対して
① 自分から評価はしない
② 相手から評価が届いたら正直な評価を入力する
・ちょっと「う~ん」と思っても継続してもいいかな、という購入者に対して
① 自分から評価しない
② 相手から評価が届いても評価せず、コメント返しだけする
・激おこ案件(1回だけありました)
① まずコメントを下書きして冷静な頭で読み返し
② 正直な評価とコメントをつける

※この時は、評価ができるようになってからすぐに評価を入れました。
私は基本的に自分からブロックしない派なのですが、出品者さんの中には「低評価をつけてブロックする」という方も多いようです。
購入者評価で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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