【他人をディスる人の心理】
人が他人をディスる理由、それは自我(アイデンティティ)を守るためです。
ディスる時のネタである容姿、お金、学歴というものは、本人が自分が自分でいるために、大事にしていることなのです。
または、それがないと自分を確立できないと恐怖心を抱いているものなのです。
例えば、他人を容姿でディスる人は、綺麗でいることで自分に価値を見出し、それを失うと自分が自分でいられなくなる。
だから、優越感に浸ることで、なんとか自分を守っているのです。
【優越感が苦しみに変わる】
しかし、人はいつか老いますし、ずっとお金持ちでいることもできないかもしれません。
学歴も自分よりも上には上がいます。
そんな時、綺麗でなければ価値がない、お金を持っていないと価値がない、学歴がないと価値がないという、自分の思い込みルールで、ブーメランのように自分を苦しめることになるのです。
人は誰でも、思い込みルールに縛られながら生きています。
【もっと大きな視野でのびのび生きる】
しかし、本来のあなたはもっと自由に軽やかに生きていける。
そうするともっと人にも優しくなれるのです。
つい人をディスってしまうとき、
「自分は何に縛られているのか」
「何を守ろうとしてきたのか」
を知ることで、自分を開放する機会にもなり得るのです。
経済力・容姿・学歴・権力…
手にしたものを、過度に守ろうとしたり、
それによって、縛られたりしてはいけません。
どんな時もあなたの心は自由なのです。