怒りやイライラで一日嫌な気分で過ごしてしまうことってありますよね。
仕事がうまくいかない、上司や同僚、部下に腹が立つ、家族がいうことを聞かない、ということもあるでしょう。
そんなときにはぐっと我慢したりしてもうまくいかなかったり、人生をコントロールできないような気持ちになったり、怒った自分を責めて罪悪感を覚えることもあるかもしれません。
そんなとき、どのようにすれば良いか、わたしの方法を紹介します。
怒り、イライラが止まらない
わたしも長い間、怒りやイライラに支配された時期があります。
1番の原因は子供がいうことを聞かない、ということです。
宿題をしない、部屋を片付けない、ゲームばかりしている、ケンカをする、物を壊す、夜おそくまで起きている。。。挙げればキリがありません。
1日中怒ってばかりです。
わたしは子供がいる間、常にイライラして子供どころか自分もコントロールできずに悩んでいました。
怒ったあとは必ず気分が悪くなります。子供がいうことを聞かないことに怒り、怒ったことで自分を責めてしまい、なぜ怒りをコントロールできないのか、と無力感に襲われます。最後には決まって「なんて自分はダメな人間なんだ」と落ち込むのです。
ほとほと疲れたわたしは、アンガーマネジメントの本を読んでを試してみました。
つまり、数秒間黙ってみる、その場から離れる、怒りを数値化する、など。。。
そのことで、一定の効果はありました。やって良かったなとも思いました。
ただ、これは対処療法になっても結局怒りはぶり返してくるので、やっぱり後になって溜めた怒りが爆発してしまうこともよくありました。
怒りの波動はそれほど悪くない
そんなとき、ある考えにたどり着きます。
「怒りの波動レベル」というものです。これはエイブラハムの「引き寄せの法則」で紹介されているのですが、感情にはそれぞれ波動のレベルがあります。
波動のレベルが高い状態は喜びや感謝です。
低い状態は無気力、絶望、無力感など。
わたしが驚いたのは「怒り」が波動の底辺になかったことです。
つまり、怒りよりももっと低い波動があって、怒りを我慢すると、そこに落ちていく、つまり鬱や無気力になってしまうということです。
怒りを発するくらいなら一人で抑え込んでいた方がいい、と思っていましたが、これでは自分の状態をもっと悪くしていく、ということが分かったのです。
そのとき、「怒り=すごく悪いこと」というイメージが軽減しました。
そうか、怒ってもいいんだ、と自分の許可を与えられたのです。
許可を与えたことで、後に引く罪悪感も大分軽減したように感じました。
怒り、イライラを引きづらないようにする
ただ、これを知っただけでは、怒りのコントロールはできません。
そこで、怒った後に、なるべく早く機嫌を直すことにしました。
つまり、怒ったあとでしばらくその場を離れ、気持が少し落ち着いたときに子供に話をする、ということにしたのです。
そうすることで、怒りを後々まで引きずらなくなりました。
感情が悪いときって、怒ったときもそうですが、もっと悪いのはその後、何時間も何日もその感情(波動)を引きずってしまうことの方が問題なのです。
時間が長引けばそれだけ波動は悪くなり、ますます怒らなければならない状況を生み出します。だからなるべく怒った後は自分の機嫌を取るように努めました。
それを繰り返すうち、少しずつですが怒ることが少なくなってきました。
(現実的に怒るような状況も減ってくるから不思議です。)
そのことで、わたしの波動レベルは高い位置に留まれる時間が増え、そうすることでさらに良い状況を引き寄せてくるようになりました。
怒りの感情は湧いてきますが、怒っても以前ほど悩まなくなりました。
怒っても良い、という許可を自分に与えることができたからです。
怒りは悪くない、でも早く手放そう
怒り自体は完全に無くすことはできません。
だから、怒りをコントロールするアンガーマネジメントが有効となります。
ただ、それでもダメだ、という人は以下のやり方を試してみてください。
1、怒ることを許す(怒りをぶつける)
本人に怒りを伝えられない場合は、大声を出したり、物を投げつけたり、身体を動かしたりして、なるべく発散させます。
2.少し落ち着くまで待つ
しばらく時間をおいて、感情が落ち着くのを待ちます。
そのときに人を責めても良いので自分を責めないようにします。
3.気持ちを切り替える
なるべく、違うこと、関係ないことでも良いので、気分が少しでも楽になることを考えます。
4.怒りの感情を手放す
怒りの感情が今までよりも少しでも短時間で終わったことを確かめます。
もしくは同じ怒りでも前よりもマシになったことを確認します。
それだけ波動のレベルを高く保てているのです。
これを繰り返すことで、少しずつ波動が変わってきます。
新たな気づきも生まれ、同じ状況が起きても怒らなくなることもあるし、状況の方が変わることもあるのです。
ぜひ試してみてくださいね^^
琥珀流