【いい年をして…?】

記事
学び
 ここで何度も自己開示していることだが、
 私は、機能不全家族(①親又はその立場
 の人)が肉体的・精神的に虐待する家庭、
 ②親(又はその立場の人)が多大な期待
 をしたり、子供が家庭内の不和等を見て
 調和させようとして、大人の振る舞いを
 しなければならない家庭)で苦しみつつ
 成長した「アダルトチルドレン」であり、
 父に見下され続けた「精神的虐待」及び
 両親の喧嘩が絶えなかったため「家庭内
 の不和を調和するため大人の振る舞いを
 強いられた」が要因として該当している。
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 その「アダルトチルドレン」の一症状に、
 子供の頃の家庭内トラウマから発生した
 病理的な心の空虚感を対人関係で埋める
 「共依存症」がある。心理カウンセラー、
 メンタルケア・アドバイザーとして私が
 人と人とのつながりを大切にするのには
 私自身が「アダルトチルドレン」である、
 という背景も少なからずあるように思う。
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 共依存症者は、①自己愛・②自己保護・
 ③自己同一化・④自己ケア・⑤自己表現
 の5つにおいて障害があるという。順に
 これまで一つずつ追って説明してきたが、
 最後は現在の自分から⑤自己表現の障害。
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 「自己表現の障害」は自己の現実(年齢
 や状況)にそって振る舞うということが
 できない状態で、風邪で喉を傷めている。
 のに医者に診せずカラオケを歌いに行く、
 というのが典型的な例であると言えよう。
 年齢や状況相応に振舞っていないという
 点では、私なども、好みの問題や現在の
 状況で学費に金をそこそこかけていると
 いうことがそれに相当すると考えられる。
 別の視点で見ると、自身が他者の助けを
 必要とする苦しい状況なのに虚勢を張る、
 現状を鑑みず何事も無理をする、という
 状態が日常茶飯事である人も「自己表現
 の障害」が起きているものと考えられる。
 何れのケースも、子供の頃から無理して
 大人の振る舞いをしてきた結果であると
 言えるのではないかと言ってもよかろう。
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 昔の子供は、「自分のことは自分でする」
 と教育されてきた。加えて機能不全家族
 では、「家庭内の不和を調和する大人の
 振る舞い」を余儀なくされてきた。その
 結果、年齢や状況相応に振る舞うための
 バランスが崩れていると私は思っている。
 そんな人にはバランス対策をしてほしい。
 そのために我々カウンセラーもいるのだ。
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 御閲覧、心より感謝申し上げます。
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