【どんなことまで気にしなくていい?】

記事
コラム
 人は、葛藤や矛盾から生じる苦痛、即ち、
 不安、不快、罪悪感又は葛藤や心の痛み
 等に常に脅かされており、そうした衝動
 や情動(耐え難い苦痛、羞恥心、罪悪感、
 不快、不安等)を意識化することにより
 引き起こされる心的苦痛や不安に対して、
 それらを無意識に追いやり、その不安や
 心的な苦痛の予感から”身を守る(心の
 安定を図る)”ための心の保護的な働き
 として「防衛機制」を用いることがある。
────────────────────
 私が吉本新喜劇の池乃めだか師匠同様に
 小柄なのは父譲りである。父はそれでも
 私よりまだ僅かに数センチ上背があるが、
 母に語ったところによると、それが相当
 コンプレックスだったらしい。それなら、
 それ以上小柄に生まれた私はどうなる?
 と言ってもおかしくないところなのだが、
 幸い、私にとってそのことは殆ど問題に
 ならない。問題なのは家庭環境の影響で
 自己肯定感の低い「アダルトチルドレン」
 として成人したことで、普段の私は自分
 が並外れて小柄であることを全く意識を
 せず世間の人々と接している。とはいえ、
 私の理想は、最低でも身長170㎝以上
 だから、小柄であるという認知が不快で
 あることには違いないのに、殆ど問題に
 せずにいられるのは、不快な認知、感情、
 思考、空想、記憶を意識から拒絶をして
 忘れさせる無意識的な心の働き、「防衛
 機制」の「抑圧」のお陰だと思っている。
 例えば、虐待を受けた体験を忘れる、と
 いうような「抑圧」が働いているために、
 今の私は、財産を誤魔化されたり、職場
 でないがしろにされたり、心を患うほど
 環境が整備されない中で身勝手な接し方
 をされたり、といった不快な認知、感情、
 記憶を殆ど気にすることなく忘れたまま、
 カウンセラーとして生きていけるように
 なることに心を集中させていられるのだ。
────────────────────
 これまで、小柄であることで損をしたと
 思えるのは、女性に対して全く積極的に
 なれなかったこと(自己肯定感の喪失も
 一因だが)と、一時期所属していた素人
 劇団で実力相応の役にキャスティングを
 されなかったことくらいではなかろうか。
────────────────────
 私の人生には、どう見積もっても普通の
 域を超えてなかなかな不幸な出来事だの
 巡り合わせだのが次々に襲ってくるため、
 とうの昔に世間一般で言われている筈の
 「人並みの幸せ」からは大きく乖離して
 しまっている。それで却って多少のこと
 を気にしないようになっているのだろう。
 そんな人生を知らない人には理解不可能
 だと思うが、能天気と言われてもこれが
 私のカウンセラー人生だ。お笑い芸人の
 「ゆってぃ」のように「小さい事は気に
 せず」いこう。それ、ワカチコワカチコ。
 小さいからこそ、池乃めだか師匠同様に
 「俺がネクタイを外したらどうなるのか
 知っとるか?(ネクタイを外し)長さが
 一緒や」というギャグもできるのだから。
────────────────────
 御閲覧、心より感謝申し上げます。
長さが一緒.jpg

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す