【人材紹介】人材紹介業務5つのステップ-その①

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今回は人材紹介コンサルタントの業務の流れについて解説します。
人材紹介コンサルタントの業務には5つのステップがあります。

※過去記事です⇊※

~人材紹介業務5つのステップ~

1.初回ヒアリング
2.求人探索、提案
3.面談
4.面接設定
5.クロージング

① 初回ヒアリング

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電話での初回ヒアリングは人材紹介において最も大事なステップとも言えます。なぜなら、ここでラポール形成ができないと、その後の紹介ステップがうまく進まないからです。

特に大事なポイントは以下の三つです。

一つ目は登録のお礼を述べる
二つ目は自己紹介をしっかり行う
三つ目は傾聴を心がける

電話は最初の30秒くらいで、相手の話を聴く態勢が決まってしまいます。

小さなことではありますが、しっかりとお礼を述べることや、自己紹介をきちんと行うことで「この人は誠実そうだな」と思ってもらうことが、その後の話を聴く姿勢に大きく影響します。

よくある望ましくないパターンとしては、質問攻めにしてしまい相手の話したいことをしっかり傾聴できないパターンです。

初回ヒアリングはあくまでも求職者との関係性構築が目的です。
質問は2割、求職者の話を聴くことが8割というのを心がけましょう。

② 求人探索、提案

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続いてのステップは求人探索と提案です。このステップの前に面談を挟む場合もありますが、面談が組めなかった場合は、電話ヒアリングで得た情報を基に求人を提案します。

このステップで大事なことはスピードと細めなフィードバックです。スピードは競合他社に負けないために非常に大事な要素です。

転職を検討している求職者は複数の紹介会社に登録しているケースが多いです。競合他社に面接を組まれてしまうと一気に成約率は下がります。

そうならないためには、スピーディーに条件に合致する求人を探し求職者へ提案することが求められます。

また、細めなフィードバックも大変重要です。目的は求職者との関係構築と、競合他社との動きを探ることにあります。

一番良くないことは、連絡をせずに求職者を放置してしまうことです。それにより、せっかく築いた信頼関係は無くなってしまい、競合他社に流れてしまったり、自分で転職活動を終えてしまうケースもあります。

たとえ求人探索に時間がかかったとしても、しっかりと連絡を取り現在の状況を伝えておけば問題はありません。

人はコミュニケーションをとる回数が増えれば増えるほど、相手に愛着を抱くと言われています。

コミュニケーションは内容よりも量や回数です。こまめに連絡を取ることは欠かさず実施しましょう。

電話ヒアリングや面談で大切なこと

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電話でのファーストコンタクトはとても重要かつ難しいです。理由は相手の顔が見えないので、気持ちの細かいニュアンスが読み取れないことです。

行間や声のトーンなどから相手の気持ちを察知して、話す量や内容を変化させることが重要です。

面談のアポイントが取れるとじっくり準備をして臨むことができます。ベテランのコンサルタントになってくると面談により競合他者排除を行い、自社だけに囲い込むことも可能になってきます。

面談でも大事なことは変わりません。求職者の話をじっくりと聴くことです。求職者の内心に沿わない提案を一方的に行うと、そっぽを向かれてしまいます。

あくまで主役は求職者であり、求職者の気持ちに寄り添ってコンタクトを取ることが重要です。

面談では、次のステップを明確に約束しましょう。いつまでに何を行い、いつ連絡するのか、必ずこのステップを約束することが大切です。

求職者は常に競合からのアプローチにさらされているということを忘れないようにしてください。

次回記事では面接、クロージングのステップを解説します。

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