【派遣】派遣営業の売上は就業後フォローで決まる!

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前回に続きまして、派遣会社営業の仕事について経験を交え解説します。
今回は、営業の仕事の中でもとりわけ重要な「就業後フォロー」についてです。

① 就業後フォロー2つの業務

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派遣社員が就業を開始した後には、大事な2つの業務が控えています。

1,派遣社員の悩みや相談を聴く

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1つ目は派遣社員の悩みや相談を聞くことです。派遣先で働く中で起こるさまざまな出来事について、営業が間に入り話を聞いてあげたり、相談に乗ってあげたりします。

多くは愚痴聴きで終わりますが、契約途中で辞めたいなどの相談を受けた場合は、派遣先とも連絡をとり、収めるように動かなければなりません。

派遣社員の話を聴いてあげることはとても大事です。派遣社員は「人につく」と言われます。人というのは派遣会社の営業のこと。営業対応の良し悪しによってその派遣会社が選ばれるかどうかが決まるという側面もあるのです。

ただし、なんでもかんでも聴いてあげればよい、というものでもありません。
派遣社員の言っていることが間違っていたり、単なるわがままであれば、それとなく諭すことも必要です。

派遣会社の営業は、高いコミュニケーションスキルが求められる仕事といえます。

派遣社員だけでなく、派遣先のフォローも大事です。派遣社員に期待していたようなスキルがなかったりと、派遣先からクレームを受けることもあります。

これらの出来事に対して、双方が納得するような解決に導けるかどうかは、派遣社員の能力にかかっているといっても過言ではありません。

2,派遣の更新確認

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2つ目は更新確認です。更新確認は、契約終了およそ1ヶ月前に派遣契約の更新がなされるかどうかを派遣先、派遣社員双方に確認します。

派遣の更新確認は、売上を安定させるうえで非常に重要な仕事です。

派遣先に更新の希望があり、派遣社員が受け入れれば契約は更新されます。なるべく避けたいのは、派遣社員が契約更新を渋る場合です。

理由は様々ですが、業務が思っていたより忙しい、派遣先の雰囲気が合わなかったり、などという感情的な部分が多いように思います。

派遣会社にとって売上を安定させるコツは「同じ派遣先で長く、継続して働く派遣社員をいかに増やすか」ということに尽きます。この状態をつくることで、手間がかからず毎月安定した売上を築くことが可能となります。

更新確認とそこで双方を更新に導く営業マンのスキルは、派遣会社の経営にとって欠かせないポイントです。

② 就業後フォローのやりがいと大変なこと

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派遣会社の営業にとって就業後フォローはやりがいがある反面、大変なこともあります。

やりがいは、派遣先、派遣社員の双方から頼られ、信頼されることです。とりわけ、トラブルを解決し双方が安定して稼働する状態に導いた場合は、ちょっとした達成感に浸ることもできます。

大変なことは二つあります。一つ目は業務外に連絡を受けなくてははならないことです。派遣社員が相談してくる場合は、夜であったり休日であったりということも少なくありません。

割り切って休日は連絡に出ない、という事も可能ではありますが、気になりますし、現実的にはなかなか難しいように思います。

二つ目は精神的ストレスがかかるということです。派遣先、派遣社員双方に挟まれながらも双方が納得するような解決に導かなくてはならないので、精神的なタフネスさが求められます。

相談に乗るのが好き、苦境になるほど燃える、というタイプの方が派遣営業には向いているといえるかもしれません。

まとめ

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派遣社員の営業という仕事は人に頼られ、人脈も築けるとてもやりがいのある仕事です。

その反面、仕事は仕事として割り切ってやりたい方や、人間関係のストレスに弱い方には向いてない仕事かもしれません。派遣会社に就職、転職しようと考えている方は、これらの点をよく考えた上で選択することが必要です。

今回の記事がそういった選択に迫られている方々の参考になれば幸いです。

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