「理念」から選択する

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ここ最近、試されてるなぁと思うことがありました。僕にとっては大きな決断でした。
信頼している仲間の一人から「新しい企画の仕事を一緒にやりませんか?」とお誘いを受けたのです。
事業を立ち上げて、マネジメントに関わってほしいというのです。
若いですが経営能力があり、企画アイディアがあり、信頼できる人です。
(きっと将来は大きな事業に携わるのではないかと思います)
そのようなお話がもらえることはとっても光栄で嬉しくて「やろう」という気持ちに傾いていたのですが、ただ、どうしても胸のあたりがモヤモヤして気持ちが晴れませんでした。
そして今日、そのお返事をすることになっていました。
そのモヤモヤと対話してみました。
「どうしてそんなにモヤモヤしてるの?」
しばらくすると答えが返ってきます。
「自分の生活を守るために決断しようとしているよ」
「収入を増やす、、、からやろうとしている」
そうでした。
自分の本当にやりたいこと、、、理念や使命から決めるのではなく(極端に分かりやすく表現すると)煩悩から決めようとしていた。
だからモヤモヤしていたのでした。
そして、僕は研修ファシリテーター、パーソナルメンターのスペシャリストとして人の役に立つことが、僕の本当の望みなんだということが明確になりました。
これと同じようなことが数か月前にもありました。
新規立ち上げ会社の、代表を引き受けるという件です。
そして、その時はその提案を受けたばかりに、大きな問題に発展しました。
(すでに解決していますが)
その時もやはり収入を増やすことや見栄などから、選択したように思います。
上手くいかなかったのは相手の問題ではなく、自分の問題だったのです。
僕は、20代のころから「経営者になりたい」「経営者になってたくさんの給料と社会的地位を得たい」というモチベーションで仕事をやってきて、40代の頃一度はある程度満足できる結果を手に入れました。
それが自分の存在を世の中に証明する事だったからです。
そうしないと幸せになれないと思っていたからです。
もちろんそれを目指すことを否定しているわけではありません。
健全な目標であれば、収入が多くなる、社会的地位が上がる、その他諸々、大きな願望を持つことは素晴らしいことです。
お金に困るよりは、たくさんお金があった方が良いに決まっています。
多くの人に尊敬される地位にいることは、素晴らしいことです。
僕の場合は順序が逆だったために上手くいかなかったのです。
このように今でも、人生に試されながらトレーニングを続けています(笑)
しかしトレーニングを続けることで、人生における「幸福感」を多く体験するようになりました。
実はこれこそ、僕が人生に求めていたことなんです。
その時々の状態がどうであれ「幸福」で居られること。
セルフコンディショニングは「正しい答えを誰かから教わること」ではありません。
自分自身で「(自分にとって)正しい答えを見つける」スキルをトレーニングする機会です。
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