10冊を1回より、1冊を10回

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学び
書店に行ったり、勉強法のサイトを見たりすると、
自分の使っていないテキストが魅力的に見えることがありますが、
乗り換えやテキストの追加には慎重になるべきです。
10冊のテキストを1回ずつ読むよりも、
1冊のテキストを10回読んだほうが学習効果ははるかに高いからです。
そのメカニズムを私は次のように考えています。
最初は文章を理解することに意識がいきますが、
繰り返しているうちに文章の理解から内容の理解にシフトしていきます。
最初は文章の理解に80%、内容の理解が20%だったとします。
同じ文章を何回も読むと、文章は自然に頭に入ります。
そうすると、意識の80%を内容の理解に使えるというわけです。
一方で、10冊のテキストを1回ずつ読んだほうがいい、
という考え方もあるようです。
その理由は、試験上大事なポイントはどのテキストにも書いてあり、
書き方は著者によって違うので、
重要ポイントを色々な視点から勉強することができ、
理解が深まるというものでした。
一理あるとは思いますが、私は上述の理由からおすすめしません。
また、著者によって内容に若干の違いがあったり、
まとめかたが違ったりすると、
同じ内容でも違うように見えて混乱しますので、
やはり1冊に統一したほうがいいと思います。
色々な考え方があるので、
自分に最適な方法を選択することが大切ですね。
そのためには、方法論の選択肢をたくさん持っておくといいでしょう。
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