私が"ライター"という仕事を見つけるまで①

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コラム
ひたすら苦しかった。

仕事でやらかす毎日、コロナ禍でどこにも行けないストレス、人と会えない寂しさ。

全てが重なった時、"自分とは何か"を自問自答した。

始まりは社会人になった2019年4月。慣れない(おそらく不得意であろう)数字を扱う業務、自分の気遣い過ぎる性格が私をむしばんでいった。

コロナが拡大し、仕事のやり方が180度変わった。

その年の新入社員であったが、11月から異動を果たし新しい業務にも慣れてきた頃であった。

せっかく慣れた業務の手順から不慣れなテレワーク仕様の変更、電子証明書で発生する二度手間作業、事業部からの問い合わせ対応に追われる日々…

また、自分の業務には書類処理が必須だったことからテレワークには限界を迎えていた。

そんなことから2020年3月の緊急事態宣言中、自分だけ週3~4日出社をしていた。

誰もいないオフィスは気楽な反面、寂しかった。

テレワークで一層怒られることが多くなった。元々数字を扱うなんて性に合わないだろうと思っていたが、本当に笑っちゃうくらい"できない社員"だった。

おそらく身近にすぐ聞ける人がいなかったため、間違った方法で処理することが多くなってしまったのが原因だろう。

こちらも人間だから、怒られていい気分はしない。次第に感情のコントロールが難しくなって、遂には帰りの電車でも家のトイレでも涙が止まらなかった。

大人なのに恥ずかしい。でもその時は"ガムシャラ"だったように思う。

いつからか自分さえ我慢すればいいと思うようになった。まるで雇われたロボットのように。

続く🙌
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