[本の感想⑦]とってもカワイイ私と付き合ってよ! 三上こた

記事
エンタメ・趣味
こんにちは、hondanaです。
面白い本を買いすぎると、睡眠時間を削ってまでキリがいいところまで読んでしまうんですよね。次の日に睡魔に襲われ、後悔したことも数知れず...

〈あらすじ〉

一人とRPGゲームを好む和泉大和は、ほぼ関わりのないクラス1の人気者七峰結朱から告白される。リア充グループの三角関係の解消を理由に恋人のフリを頼まれる。大和はゲームにつられ、仕方なくその告白(?)を受け入れることになる。ぼっち陰キャ男子×ナルシスト陽キャ女子のラブコメストーリー。


〈コメント〉

表紙の雰囲気やイラストが魅力的だと感じたのがきっかけで、読もうと思いました。期待を裏切らない内容で、とても面白かったです。ラブコメが好きな人には読んでほしい作品です。とにかくキャラクターが面白くて、良いです!

大和と結朱のかけあいが面白く、たまにきゅんとする
良い意味で最初イメージしていた印象を裏切られます。大和はもっと淡白でクールなのかと思っていましたが、ここぞという場面での言動がカッコよく、陰キャとは思えない程です。結朱はナルシストでただウザいキャラクターなのかと思っていましたが、ふいうちにくるピュアな可愛さや照れにきゅんとさせられます。それぞれが相手に好かれるとか、嫌われるとか、何も気にしないからこそ生まれる、素をさらけ出した楽な関係は憧れるものがありました。




ここから下は少しネタバレが含まれます
↓↓↓↓↓










〈ネタバレ感想〉

結朱のことが好きな男子(桜庭颯太)に諦めさせるために、二人でイチャイチャしているところを見せようと目論んでいたが、思わぬ形で成功(?)するのが面白い。その状況を急に見たら、衝撃だろうなと颯太に少し同情した。

初デートの帰り際の結朱の発言に彼女の良さが滲み出ていて、ただのナルシストじゃないと、ここで考えが変わった。自分の近くにいる人全員に楽しんでもらいたいという気持ちが、人気者たる所以だなと思った。

最後に大和がした修羅場の解決策がカッコ良すぎて、こんなことを自分のためにされたら、惚れるなと思った。



では、また。


読了日 2020.9.27



追記 ようこそ実力至上主義の教室へ 4を読みました。もう少し読み進めたらまとめて感想を書こうと思います。

〈本に関するサービスの紹介〉

下記よりチェックしてみてください


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す