[本の感想③]ようこそ実力至上主義の教室へ 3 衣笠彰梧

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こんにちは、hondanaです。
最近の悩みは、欲しい本や読みたい本が多くて、お金も時間も足りないことです。

〈これまでのあらすじ〉

卒業時の進学、就職先に関する望みを全て叶えてくれるという高校に入学した綾小路清隆は、入試の結果によってDクラスになる。優秀者から順にクラス分けされるこの学校では、Aクラス以外は望みを叶えてもらえず、ゴミクラスと称されるDクラスは問題児や訳あり生徒の集まりだとされる。
隣の席の堀北鈴音はAクラスに上がるべく、学校から支給されるポイントを集めようと奮闘する。ポイントを集めるのに、Dクラスの前に色んな壁が立ちはだかる。

〈今回のあらすじ〉

何とか期末テストを終え、夏休みを迎える。学校が企画した豪華客船でのクルージングの旅に浮かれる一同だったが、特別試験として『無人島で1週間自力で生活する』ことが課せられる。それぞれの意見がぶつかり、まとまらないDクラスがどうやってこの試験を乗り越えるのか。


〈コメント〉

私は少し前からこの作品を読み始めたのですが、次の展開がよめず、いい意味で裏切られるのがとても面白いです。

それぞれのクラスの特色や個人の性格が見えてくるのが面白い
Aクラスは頭のキレるリーダーを中心に、行動の一つ一つにAクラスたる由縁が分かる気がしました。個人的には、葛城がただ賢いだけでなく、良い人だと思ったので、これからどういう行動を取っていくのか気になりました。
Bクラスはリーダーを中心に連携がとれていて、Cクラスの作戦には驚かされましたが、辛いことを避けるという意味では逆に賢いなと思いました。Dクラスは少しずつ個人の強みが見え出し、それをどう生かしていくのかが今後の見ものだと思いました。これからDクラスが、それぞれのクラスをどうやって打ち破っていくのかが楽しみです。

登場人物の過去を予見する場面があり、どんなことがあって今に到るのかが気になるので、既に多く刊行されていますが、気ままに読んでいきたいと思いました。


では、また。


読了日 2020.9.17
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