【教養としての読書】源氏物語② 雨夜の品定め(あまよのしなさだめ)

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こんにちは、ココナラドクターです。
今日は、源氏物語より、「雨夜の品定め」をご紹介。
当時モテた男性4人が、雨の日に「イイ女とは?」を話し合う、そんな会です。

ある雨の日、帝の凶日に源氏が部屋に籠っていると、友人たちが集まる。
頭の中将(とうのちゅうじょう)、左馬頭(ひだりうまのかみ)、藤式部丞(とうしきぶのじょう)と会話が弾む。

頭の中将:身分が高い箱入り娘の場合、乳母や女房が欠点をひた隠しにして、
付き合ったらがっかりということがあるし、面白みに欠けることがある。
その点、中流の女は、自分の好みや考えを持っていて、実におもしろい。
そういえば、子供まで設けた女性が、親友と浮気をしていたことがあったと思い出す。

左馬頭:荒れ果てたぼろ家に、人知れず暮らしている愛らしい娘というのが最高。他に父親は太っていて、兄弟は意地悪そうな顔つきなのに、本人はプライドが高くて、芸事も1通りできるというのは心惹かれるものがある。
愛情深かったが、一方で嫉妬深い女に指に嚙みつかれたことがある、と話す。

藤式部丞:博士の娘と付き合ったことがあり、娘も教養豊かであった。
仕事の相談にも乗ってくれるし、寝物語でも専門的な話をしてくれた。
漢文の詩の書き方も教えてくれたが、久しぶりに会いに行ったら、ニンニク臭くて、イヤになってしまった!

他愛もない、友人同士の話は、第2帖の「帚木(ははきぎ)」より。











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