遊びながら相互理解をおこなう

記事
コラム
遊びを通して子供の能力が発達するならおもしろそうじゃありません?
楽しみながら子供の能力を伸ばせたらいいなという考えから
僕は子供にアナログゲームを紹介しています。
デジタルゲームもいいのですが
友達の顔を見て遊んでほしいのと
友達とあれこれ話し合いながら遊んでほしいのと
友達が集まった時にしかできないことができたらいいなと思うので
アナログゲームを推してます。

今回ご紹介したいのが子供たちの自己表現、意思伝達の練習と相手の話を聞く練習をかねて使っている【トーキングゲーム】です。
トーキングゲーム.JPG

【トーキングゲームとは】
"カードを引いて、そこに書かれた質問に答えるだけ。ルールはひとつ、人の話を黙って聴くこと。これを順番に繰り返していきます。"
というゲーム。

シンプル!わかりやす!
トーキングゲーム_かーど.JPG

カードの質問はこんな感じです。
普段の会話でも出てきそうな質問から、あまり出てこなさそうな質問まで色々なものがあります。

これコミュニケーションのツールとしてなかなか優秀なんですよ!

会話はキャッチボールですから、自分の考えを話すことと相手の話を聞くことができなければ成立しません。

このゲームではカードの質問を使って自分の考えを話します。
自己開示をしている状態ですね。

「僕の好きな授業は体育」
「わたしは鬼滅が好き。最近ハマってるの」
「フォートナイト難しい。ビクロイ取りたい」
自己開示できると周りの人の理解が深まります。

「なるほど。そういうのが好きなのね」
「そういうのもあるんだ」
「そういう考え方をするんだ」
自分の意見や考えを伝え、それが受け入れられていると感じると安心感につながります。ゲームを通して自動で自己開示して安心感を作るという巧みさ。

友達とお話するのが苦手な子供もいますが、カードに書いてある質問を通して会話が弾み、思わぬ発見や考え方に出会って盛り上がります。

特に話の中で自分との共通項が見つかるとめちゃくちゃ盛り上がるんですよ。

「え!あなたも体育が好きなの?」
「え!鬼滅知ってるの?わたしはカナヲが好き。あたなは?」
子供同士の関わりのきっかけになってくれるんですよね。

うまくお話ができない中でよくあるのが
「何を話したらいいのかわからない」
「何て言ったらいいかわからない」
というもの。要するに話のとっかかりがないから話せない。
それを自己開示したり、相手の会話を聞いている中で見つけれるようになっていく。

このゲームはなかなかに優秀。

何度もやっているうちにカードがなくても、
「こんなこと聞いてみたいな」
「これはどう思うんだろう」
と相手に関心を持ってもらえたらいいなと思っています。



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