英語学習TIPS その②『英語力を伸ばしたければ英語好きになろう!』

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日本全国の英語学習者の皆さん、こんにちは!
日本の英語教育を変える戸田Tです!
まだまだ暑い日が続いていますが、英語の勉強続けていますか?前回に引き続き、英語学習に役立つアドバイスを書いていければと思います。
さて唐突ですが、英語の学習がうまくいかないと感じている英語学習者の皆さん、あなた英語はお好きですか?いや、カリキュラムに組み込まれていて勉強をしないという選択肢がない中高生や研修中の社会人の方は、自分の意志とは関係なく勉強をしなければならない状況にあるので英語嫌いもいるかもしれません。しかし今回フォーカスしたいのは、自発的に英語を勉強しているにも関わらず英語力が伸びずにいる惜しい方々です。そういう皆さんはもともとやる気はあるはずなので、ぜひ今回のアドバイスを聞いていただいて、学習を結果に結びつけてもらえればと思います!

1.英語4技能の中に一日中浸れる環境づくりが大事!

英語4技能という言葉を聞いたことがあるでしょうか?それはずばりリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つを指しているのですが、英語4技能という言葉が使われ始めたのは割と最近です。なぜかというと、そもそも日本の英語教育(特に公教育)においては、極端なリーディング偏重が続いていました。要は大学で海外の文献を読める力を育てるというのが当時の目標だったわけです。それが徐々にコミュニケーション力が重視され始め、リスニング、ライティング、果てはスピーキングとテストの幅が広がってきたという経緯があります。日本人の英語力が他国と比べても著しく低いというところを踏まえて、喋れる日本人を育成したいという考えがもとになっているのかと思います。とはいえ、日本の教育観が変わってきたという話は本筋ではありません。
さて、偉そうに英語4技能の話なぞしましたが、そもそものことを言えば英語を扱う力をアップさせようと思ったら英語に関わることをすべて勉強するのはごくごく普通のことですよね。しかし、それが出来ていない人が非常に多いんです!理由は様々あるでしょうが、そこには今回言及しません。ただ、英語を伸ばすためには単語帳を読んでいるだけでは不十分ということを理解してください。

2.英語に関わる全てがあなたの教科書になる!

ここで、最初の質問に戻りますが、あなたがもし英語好きなら、他にもありとあらゆるコンテンツがあなたの英語学習に役立つアイテムになります!例えば僕のケースでは
朝起きたら、海外系YouTuberのニュースを見る。
通勤・通学中、単語帳を読む。あるいは海外の音楽を聴く。歌を口ずさむ。電車から目的地まで歩くときには、使いたい表現をぶつくさと独り言。
英会話スクールで、外国人と実際にしゃべる。文法や会話表現を習う。身振り手振りを使う訓練。
帰宅して、海外ドラマYouTube、映画、アニメ等を見る。
寝る前、英語でブログを書く。参考書を読む。音読をする。
いかがでしょうか?4技能がすべて含まれているのがわかりますよね。もちろん、細かい部分や順番は各々のライフスタイルに合わせて置き換えることが可能ですし、そもそも何をやっているのかが重要なのではありません。また、これが効率の良い学習方法だよ!という類のものでは全くありません!(笑)
お伝えしたいのは、英語を学習できる方法は無限にあるということです!参考書を読む、単語を暗記するというのは学習方法の1つにすぎず、また英会話スクールに通うこともその1つでしかないのです。ですから「参考書をこれだけ勉強したのに」とか「長年英会話スクールに通っているのに」ではなく、自分の興味や生活習慣に合う学習方法を積極的に取り込んでいくことが大切になります。

3.自分の「スキ」を勉強しよう!

最後ですが、ぜひ自分が興味を持てること、好きなことを勉強する材料にしましょう。例えば、本を読むのが好きなら英語で本を読んでみる。映画が好きなら、字幕で映画を見るようにする。などなど。
前の章の内容と重複するかもしれませんが、英語の学習方法は無限にあります。とはいえ、全然興味のない分野や今後一生使う予定もないシチュエーションについて苦労して膨大な時間をかけて勉強する必要が果たしてあるでしょうか?なんらかの理由、例えば検定試験に向けて全体的な英語力を向上させたい、海外で生活するためにネイティブ並みの英語力を身に着けたい等、英語力を総合的に上げていかなければならないケースも、もちろんあるでしょう。しかし、日本に住む普通の日本人が、そのレベルの英語力を身に着ける必要は全くありません。例えば、生活も日本語、仕事も日本語で、英語はもっぱら年に数回の海外旅行時か英会話スクールでのみ使う・・・という方が、興味もないのに単に語彙を増やすとか教科書が扱っているという理由で政治・経済・科学技術・医療・環境問題等、学術的で専門的な知識を得るのは効率が悪いと言わざるを得ません。
それよりも、まずは自分の好きなことを通して、単語力やフレーズ力を拡充していきましょう。イメージとしては、ゆくゆくは自分の中に英語力の体系的な樹形図を作る感じです。そのコアになる部分には自分の興味や好きなものを、そこから派生させて最終的に英語力を高めていく。好きなものや興味がわくものがなければ、自分の日常使う範囲の語彙やフレーズに関わるものから手を付けていくとよいでしょう。

4.終わりに あまりコスパを求めないで

いかがだったでしょうか。
今回のブログを読んで、それって結局英語力伸びるの?コスパ悪くね?って思った方もいるでしょう。確かに、それは一理ある意見だと思います。体系的で理論にのっとった学習方法とはかなり異なるものなので、疑いたくなるのはわかります。しかし、理論にのっとっているとされる多くの学校や英会話スクールのほとんどで、英語力の伸びを実感していない生徒さんが多数いることもまた事実であると思います。
人間はマシーンにはなれません。高効率とされる学習方法を用いることで完璧に覚えることができるなら、そもそも塾や英会話等の業界は存在しません。辞書も電卓も必要ないし、自動車事故も起こることはないのです。けれど実際はそうではなくて、人間はよく間違えるし、使わない知識はすぐに忘れるし、効果があったって興味のないものをやりたくないのです。
英語学習者の皆さん、またこれから学習をしようと思っている方々、今回のブログが参考になればと思います。
それではまた次回!
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