ヒロユキというカウンセラー(第2話)~中学時代の1番嫌な思い出~

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コラム

<中学時代>

母の宗教をやめさせるために、父が激しい暴力をふるっていたのが私の中学1,2年生あたりだったと思います。母はなんとしても宗教の会合に参加したいので、父が仕事から帰ってくる前に夕飯の支度をして、家を出るのです。

当然父親は家に帰ってくると激怒します。開口一番家にいる私と妹に「あいつはどこに行った?」と確認されました。僕たちは「わからない」と答えるように母からいわれており、その通りに答えていました。

そして母親が宗教の会合が終わり帰宅すると、殴る蹴るの暴行がはじまります。当時の私は自室で布団をかぶりながら、母親が殴ったり蹴られる声を週に2回程聞かされることが嫌で嫌でたまりませんでした。母親の叫ぶ声や父親の怒鳴り声。不安と恐怖でいっぱいだったことを今も覚えています。

この頃からだんだんと「ウチはおかしい、ふつうの家と違う」という感覚が強くなっていったのだと思います。「こんな家を早くでたい」それと同時に理不尽な父親に逆らえない恐怖や無力感。そして「父を許せない」という気持ちもありました。

父親の暴力行為がある程度おさまったのは、母親が体調を崩し宗教の集まりに行くことを一時的に減らしたためだったように思います。

<中学時代の1番嫌な思い出>

中学時代で1番嫌だった思い出は、中学2年生のときにいった北海道への家族旅行です。もうすでに反抗期でもあった私は「こんな親と一緒にいたくない」「家族と旅行にいっても楽しくない」と思うようになっていました。そんな私ではありましたが「親と一緒に出掛けるのは嫌だけど、北海道はさすがにいってみたい」と思ったのです。

結論からいえば、私の中で最悪の思い出になりました。特によくなかったのが「団体ツアー」であったことです。旅行中での団体行動の最中に、父が母をどなりつけたりする場面が何度もありました。

「こんな変な家族の身内だと思われたくない」「恥ずかしい」「せっかくの北海道旅行なのになぜこんな嫌な思いをしなければならないのか」という印象ばかりが残った旅行となりました。

この旅行をきっかけに「二度と両親とは旅行しない(正確には父親とは旅行しないですが)」と心に固く誓いました。実際これが現在に至るまで最後の家族旅行となっています(笑)

<(次回予告)中学時代の恋愛>

中学時代の恋愛の思い出といえば、中学1年生のとき、同じクラスで同じバトミントン部に所属していた女の子を3年間ずっと好きだったという思い出があります。次回は僕の中学時代の恋愛について書いていきたいと思います。

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