緩和ケア② がん体験者の悩み① 「ショートブログ」

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2021年に厚生労働省より発表されている日本人の死因の1位は、悪性新生物です。この悪性新生物とは、がんを始めとする肉腫のことを言います。ウイルスなどではなく、人間の細胞が変化したもののことなんです。

そこでここでは、2014年頃の論文を元にがん体験者の方々が経験した外来など序盤の主要な悩みを上げていきます。論文の軸になるのは、静岡分類と呼ばれる研究です。

子どものおられる親が高齢で癌になった場合は、子どもの生活している地域に引っ越して、治療を受けていくかどうかという悩みが出てきます。家族関係が良い場合は、お子様は、親のそばに居たい気持ちがあるので、このような話が出てきます。同時に親が今住んでいる場所に長くいるなら、様々な人間関係があること、住み慣れていることも考慮する必要があります。

このような中で、話し合うことがありますが、親の意思、意見を尊重することが重要になるのと同時に、親が気を使って本音を言わないなどといいう事も起こりえます。引っ越しという大きな話ではなく、身近な小さなところから、話を決めていくことは、1つの方法になります。

その場合、親も決断がしやすくなります。

小さな目標は、「それなら出来るかも。」と思えるので、決断しやすくなります。心理学では、シェイビングと呼ばれる方法で、このやり方が使われています。
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