英語のリスニング教材にYouTubeが結構便利なことについて説明しました【特にIT業界の皆さん向け】

記事
学び
※こちらは自分のnoteからの転載になります。

巷に英語教材は色々とありますが、リスニングの勉強にはYouTubeを活用するのもおすすめです。今回は特にIT業界の皆さん向けに、なぜYouTubeを活用するといいのか説明します。また、おすすめの動画についても紹介したいと思います。よろしくお願いいたします。

なぜYouTubeの動画がいいのか

YouTubeをおすすめする理由としては、下記の3点があります。

1. 無料で見られる
2. 各業界に特化した内容の動画がある
3. 英語の書き起こしと日本語の翻訳字幕がついている(動画もある)

1.については言わずもがな、無料でも見られる動画がほとんどです(前後や途中で広告が流れはしますが)。アカウントすら作らなくても動画の閲覧は可能です。

2.についてですが、特にIT関連では業界に特化したコンテンツがたくさんあります。

具体的には、

・プログラミング言語や開発ツールについての解説動画
・各種カンファレンスのプレゼンテーション動画
などです。

普段みなさんが業務で触れる言語やツールに関するものであれば、背景知識もあるので理解しやすく、また業務で使える英語表現も知ることができるので、「業務に活かす英語」を学ぶうえでも大変役立ちます。

3.についてですが、実はYouTubeには字幕機能がついています。字幕については、配信元が公式の英語音声の書き起こしおよび別言語に翻訳した文章を掲載している動画があります。

こうした動画を活用すれば、(1) もとの英語では何と言っていたのかが確認できる、(2) もとの英語から内容がわからなかった場合は公式の日本語訳と照らし合わせて内容の確認ができる、という2つの利点があります。勉強をする際にうってつけな機能を持つ動画が、YouTubeには配信されているのです。

便利な字幕機能ですが、どうやって使うのでしょうか。次に、字幕の表示方法について説明します。

字幕の確認方法

PCの場合

以下の手順で操作していきます。

(1)動画の設定ボタンから「字幕」をクリックします。
1.png
2.png


(2) 字幕を表示したい言語を選びます。英語音声を聞きたい場合は。「英語 - CC(English)」を選びます。
3.png


(3) 字幕表示ボタンをクリックすると、選択した言語で字幕が表示されます。
4.png


注意事項

自動生成」や「自動翻訳」と書いてあるものは使わないほうが良いです。GoogleのAIで字幕を頑張っ自動で作っていただいているのですが、まだ完全には正しく文字起こしや翻訳ができていないケースもあります。情報収集にはある程度は使えますが、語学学習には「自動」の文言がついていない、配信元がつけている公式の字幕を利用してください。

これで字幕を表示しながら動画を閲覧できるようになりました。

最後に、字幕表示を活用した勉強に使えそうな動画をご紹介したいと思います。

おすすめの動画その1 

Appleのイベント動画

みなさんご存知のAppleですが、公式のYouTubeチャンネルがあり毎年のイベントのプレゼンテーションを配信しています。イベントからしばらくすると、公式でつけられた英語や各言語の翻訳字幕が追加されます

新製品発表のプレゼンテーションであれば、IT業界で働いている方だけでなく、広くいろいろな方に勉強用に使っていただけるのではないでしょうか。Apple製品ファンの皆さんには特におすすめの動画です。

おすすめの動画その2 Googleの開発者向け公式動画

Google社の提供している開発ツール、ご利用の方も多いのではないでしょうか。各製品の公式動画では、開発者の皆さん向けに英語と日本語翻訳がセットで提供されているものが多いです。

ここでは、mBaas開発プラットフォームのFirebaseを例に見ていきましょう。

アニメーション主体の動画では、比較的ゆっくりと話されていおり、初めてそのツールを知った人へのコンテンツも多いので、勉強の取り掛かりに良さそうです。

Googleの中の皆さんが、技術的な解説をしてくれている動画もあります。こちらの動画では、Firebaseの機能の1つである、Realtime Databaseについて解説されています。

アニメーションの動画より少し話すスピードが早く感じるかもしれません。最初はゆっくり話させているものを選んで、だんだ聞き取れるようになってきたら実際に中の人が話している動画を使うのが良さそうです。

もちろんYouTubeには他にも膨大な動画コンテンツがありますので、字幕があり、みなさんの興味関心に沿った内容のものがないか、ぜひ探してみてください。

以上、英語のリスニング教材にYouTubeが結構使えることの説明でした。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す